お早う御座います、昨日運転中に前の車のドライバーがお煙草を
窓からポイと捨て、それを観て「お前みたいなのが居るから嫌煙ブームが(以下略」
と、一人ブツブツ呟いていた愛煙家、ポイ捨てはしませんな男です。
あと、公共の場所にある灰皿の「周り」に捨ててある吸殻、全く意味が分かりません。
シュールですね、あれ。笑えないシュールですが。
さてさて、最近は専ら職場のレンタル店で「俺オススメコーナー」を
フムフム言いながら、ダラダラ作成しております。
私が作っているのは主に洋画のコーナーですが、最近は邦画の注目作がゾクゾクとレンタル開始
されていて、ここ数日はそれらを観ておりました。

画像は「悪の教典」。山田さん、生徒のパンツ嗅いでます。
「バトルロワイアル」以来の学校が舞台の理不尽爆発映画、という事でワクワク鑑賞。
いやあ、伊藤英明さん、良い狂気っぷりでした。
前半の模範教師キャラから既に目がどこか危うい。
で、徐々に露になる無機質な狂気が、彼の体温は上がらず行動だけで表現されている様に
見えて、私的にはかなりのハマリ役だと思いました。
内容はエンターテイメントとして十分楽しめたし、私的には足りていたとも思いますが、
「殺し方のバリエーション」と「狂気を放つ存在」、この二点が少しだけ物足りなかったです。
ショットガンでの殺害が9割と言っても過言では無かった。
確かにそのショットガン、抜群に面白い描写でした。
吹っ飛び具合も生々しく、撃った後の反動もカッチリ抑えてました。
ただ、やはり多少なりともその屠り方に飽きてくる部分は否めませんでした。
そこは原作無視しても「色々魅せる」方向に走って欲しかったなあ、と。
この映画を楽しむ人々は、その脱線ならば許しただろうし。
後は「狂気を放つ存在」。
バトルロワイアルが素晴らしかったと思えるのは、私的に「制服着た学生達が狂気の場で
狂気の精神で狂気の祭りを行う」、というアプローチだったのです。
多分、生徒全員私服だったらあの映画の魅力は多少なりとも消えていたかと。
確かにハスミンこと伊藤英明の存在感は相当で、それだけで作品が成立している事実は
ありますが、生徒側や他の教師にも攻撃的な狂気を多少は与えて欲しかったなあ、と。
圧倒的で唯一な存在、日常の中の異常をハスミンのみにする事も勿論理解出来ますが・・
しかしながら面白かったのは間違い無いです。私的には70点。

次の画像は「その夜の侍」。
ラストの見せ場のシーンですな。
右が堺雅人さん、左が山田さん。
この作品も日常ありきな内容ですが、命の扱いが間逆です。
しかも超絶スローテンポ、且つ起伏の無いお話です。ここも真逆。
ただ、この二人の役への成りきりっぷりが凄まじく、それを観賞する二時間と言っても
過言ではありません。
テーマ自体が結構ありふれたものだったので、いよいよ演者の力が見える。
しかし、監督のインタビュー読むと、それも折り込み済みだっみたいですね。
その上でこの作品を撮ったと。お見事。
確かにこの二人でなければ、私は途中で停止ボタン押してました。
役者って凄いなあ、と思わせてくれた一本。私的には70点。

そして「のぼうの城」。画像はトドメの山田さん。
最もチャレンジ精神が窺えて、良くも悪くもアンバランスな映画でした。
古きよき時代劇の伝統を踏襲しつつ、ポップな要素をガンガン混ぜてます。
内容は掘り下げていくと、結構「ええ?」という突っ込み所や粗は目立ちますが、
私的には見せ場がちゃんとあって、前述したチャレンジ精神がとても気持ち良かった
ので、まあいいかと相殺しています。
ただ・・前二本と決定的に違う、劣ると感じてしまった事は、配役についてです。
勿論佐藤浩市さんを筆頭に、違和感無く観れた俳優さんが殆どでした。
私的にはお笑いの山口さんも好きでした。あの過剰さは作品にフィットしていたなあと。
それだけに「うーん・・」と思ってしまう配役が逆に浮き彫りにされていました。
配役のバランスは壊して良いものでは無いので、やはり少し萎えてしまう。
まあ、色々な事情があるんでしょうね。
ラストの「敬意を」的な演出も必要だとは思いますが、かなりチープに映ってしまって
勿体無かったです。
そういう意味では、同じ敬意演出を「格好良すぎる!」と思わせたアルゴ、やはり素晴らしい。
時代劇って面白いし、ナイス挑戦!という感じで60点。
で、この三本に山田孝之さん、全て出てます。
悪の教典では鬱屈偏屈変態教師役。
ドラム叩くシーンのドヤ顔、素敵です。
その夜の~では事件の加害者、荒々しくも虚無な役。
画像後の携帯電話での会話、素晴らしい。
のぼうでは拙い大将を静かに諭す側近役。
ボソボソ喋って核を突くキャラ、お見事。
少し前に適役配役云々書いてますが、中にはそれさえも凌駕する存在感と表現力、演技力を
備えた役者は確かに存在して、私的には最近山田孝之さんがそういう存在かなあ、と。
まあ、単純に好きですね。
吉井和哉のPVにも出てたし。
長い。
朝です、月曜です。
皆様良い一週間を。
鳥が鳴いとる。
窓からポイと捨て、それを観て「お前みたいなのが居るから嫌煙ブームが(以下略」
と、一人ブツブツ呟いていた愛煙家、ポイ捨てはしませんな男です。
あと、公共の場所にある灰皿の「周り」に捨ててある吸殻、全く意味が分かりません。
シュールですね、あれ。笑えないシュールですが。
さてさて、最近は専ら職場のレンタル店で「俺オススメコーナー」を
フムフム言いながら、ダラダラ作成しております。
私が作っているのは主に洋画のコーナーですが、最近は邦画の注目作がゾクゾクとレンタル開始
されていて、ここ数日はそれらを観ておりました。

画像は「悪の教典」。山田さん、生徒のパンツ嗅いでます。
「バトルロワイアル」以来の学校が舞台の理不尽爆発映画、という事でワクワク鑑賞。
いやあ、伊藤英明さん、良い狂気っぷりでした。
前半の模範教師キャラから既に目がどこか危うい。
で、徐々に露になる無機質な狂気が、彼の体温は上がらず行動だけで表現されている様に
見えて、私的にはかなりのハマリ役だと思いました。
内容はエンターテイメントとして十分楽しめたし、私的には足りていたとも思いますが、
「殺し方のバリエーション」と「狂気を放つ存在」、この二点が少しだけ物足りなかったです。
ショットガンでの殺害が9割と言っても過言では無かった。
確かにそのショットガン、抜群に面白い描写でした。
吹っ飛び具合も生々しく、撃った後の反動もカッチリ抑えてました。
ただ、やはり多少なりともその屠り方に飽きてくる部分は否めませんでした。
そこは原作無視しても「色々魅せる」方向に走って欲しかったなあ、と。
この映画を楽しむ人々は、その脱線ならば許しただろうし。
後は「狂気を放つ存在」。
バトルロワイアルが素晴らしかったと思えるのは、私的に「制服着た学生達が狂気の場で
狂気の精神で狂気の祭りを行う」、というアプローチだったのです。
多分、生徒全員私服だったらあの映画の魅力は多少なりとも消えていたかと。
確かにハスミンこと伊藤英明の存在感は相当で、それだけで作品が成立している事実は
ありますが、生徒側や他の教師にも攻撃的な狂気を多少は与えて欲しかったなあ、と。
圧倒的で唯一な存在、日常の中の異常をハスミンのみにする事も勿論理解出来ますが・・
しかしながら面白かったのは間違い無いです。私的には70点。

次の画像は「その夜の侍」。
ラストの見せ場のシーンですな。
右が堺雅人さん、左が山田さん。
この作品も日常ありきな内容ですが、命の扱いが間逆です。
しかも超絶スローテンポ、且つ起伏の無いお話です。ここも真逆。
ただ、この二人の役への成りきりっぷりが凄まじく、それを観賞する二時間と言っても
過言ではありません。
テーマ自体が結構ありふれたものだったので、いよいよ演者の力が見える。
しかし、監督のインタビュー読むと、それも折り込み済みだっみたいですね。
その上でこの作品を撮ったと。お見事。
確かにこの二人でなければ、私は途中で停止ボタン押してました。
役者って凄いなあ、と思わせてくれた一本。私的には70点。

そして「のぼうの城」。画像はトドメの山田さん。
最もチャレンジ精神が窺えて、良くも悪くもアンバランスな映画でした。
古きよき時代劇の伝統を踏襲しつつ、ポップな要素をガンガン混ぜてます。
内容は掘り下げていくと、結構「ええ?」という突っ込み所や粗は目立ちますが、
私的には見せ場がちゃんとあって、前述したチャレンジ精神がとても気持ち良かった
ので、まあいいかと相殺しています。
ただ・・前二本と決定的に違う、劣ると感じてしまった事は、配役についてです。
勿論佐藤浩市さんを筆頭に、違和感無く観れた俳優さんが殆どでした。
私的にはお笑いの山口さんも好きでした。あの過剰さは作品にフィットしていたなあと。
それだけに「うーん・・」と思ってしまう配役が逆に浮き彫りにされていました。
配役のバランスは壊して良いものでは無いので、やはり少し萎えてしまう。
まあ、色々な事情があるんでしょうね。
ラストの「敬意を」的な演出も必要だとは思いますが、かなりチープに映ってしまって
勿体無かったです。
そういう意味では、同じ敬意演出を「格好良すぎる!」と思わせたアルゴ、やはり素晴らしい。
時代劇って面白いし、ナイス挑戦!という感じで60点。
で、この三本に山田孝之さん、全て出てます。
悪の教典では鬱屈偏屈変態教師役。
ドラム叩くシーンのドヤ顔、素敵です。
その夜の~では事件の加害者、荒々しくも虚無な役。
画像後の携帯電話での会話、素晴らしい。
のぼうでは拙い大将を静かに諭す側近役。
ボソボソ喋って核を突くキャラ、お見事。
少し前に適役配役云々書いてますが、中にはそれさえも凌駕する存在感と表現力、演技力を
備えた役者は確かに存在して、私的には最近山田孝之さんがそういう存在かなあ、と。
まあ、単純に好きですね。
吉井和哉のPVにも出てたし。
長い。
朝です、月曜です。
皆様良い一週間を。
鳥が鳴いとる。
山田孝之は、ちゅらさんの弟から飛躍したね~。
そーいえば、
TSUTAY○の延長無ければ勝手に返却しとけコーナーって、
延長有りでウッカリ入れちゃってたらどーなるの??
○SUTAYAのヘビーユーザーとして疑問に思いまして。。。
それなりに映画は嗜んでいるつもりですが
まだまだ邦画枠には疎い自分。
それでもこのラインナップには興味が尽きません。
機会というよりも次回には観ようと思います。
一つ参考までに
伊藤英明について。
恐らくR化されていないかもですが、夜叉という主演作品があったりします。
10年以上前に、深夜ドラマで放送されていたコミックス原作の作品ですが、それなりに楽しめる出来でした。
初期の頃の作品も改めて拝見すると、違った観点を発見出来るので是非お試し下さい。
サーセンw
山田孝之、良いですねえ。
死んだ目が堪りません 笑
ツタヤのどこでも返却は、「投入した日」が
返却日なので、一旦延長は止まります!
で、次回来店時に「延長料金、下さい」と、
無遠慮に言ってきます。
コメント有り難いです!
>殿様
殿・・草履を温めている身としては、
恐縮しきりですわ・・
悪の教典について今度がっつり話しましょう。
あ、ルーム205だっけ?あれ先に観ましたー。
どこまでリン○好きなのよ!って内容でした。
赤い影もチラホラ影響あるかなあ、と。
コメント感謝です!