森川博之 「私的な遊戯」

私的に色々綴って行きます。
曲↓http://www.myspace.com/morikawahiroyuki

二次会と完敗

2012-10-17 02:51:08 | Weblog
こんばんは。先日友人の結婚式の二次会で、生まれて初めて
カラシ入りシュークリームを食した男です。
味も画的にも、余り美味しくは無かったです。

振り返るとその日は、久々の熊本市内への赴き。
二次会前に60分3000円のマッサージを受け、
新たな職場散策等をして、時間までブラブラと歩きました。

”垢抜ける”という言葉があります。
東京に居た頃、たまに帰省して熊本市内をぶらついていると、
どこか垢抜けきれていない人々が私の眼前には広がっておりました。
熊本に帰って2年。今は熊本市内で闊歩する人々が垢抜けて見えます。

まあ、これは「住んでいる拠点」の問題が最たるものだとは分かってますが、
たかが2年でそういう感覚が変化してしまう人間というのは、やはり
変化に対応して生きる動物なのだなあ、と変に実感してしまう今日この頃です。

で、冒頭に綴った2次会に話を転ずると、流石に33~4歳の集い、
既婚者どころか子持ちも比率が高い。
熊本という土地柄も手伝ってはいますが、いよいよ旗色が悪い独身平民なのです。
しかも始末が悪い事に、この年齢になってくると、所謂”無いものねだり”話さえも
浮上してきません。
独身は良いよなあとか、いやいや子供は欲しいよとか、そんな牽制球も皆無です。
まあ、男同士でそういう話はそこまでは無いのですが、認知されている安心感と、
どこかに開いている虚しき穴が拮抗しつつ、私を無遠慮に責めて参ります。

いや、正直安心感の圧勝で、穴は別口の穴なんですがね。
どうでも良いです。

ともあれ、おめでとう御座います。
私的には結婚どうこうより、友の存在、その大きさをくどい程
新たに認識させられた1日でした。

サッカーのお話をしましょう。

ブラジル戦をたった今観終わりました。
0-4。完敗ですね。
ただ、皮肉にも最近の試合の中では最も面白く観れた一戦でもありました。
ドン引きでの完敗ではなく、玉砕覚悟の結果粉砕。

確かにブラジルは上手い。観てて笑ってしまう程に、上手い。
今日の戦い方では、100回やっても勝てないでしょう。
しかし今日はテストマッチ。
勝つに越した事は無いですが、今日ほど”学べる負け”はここ数年無かったと思います。

私的には攻撃のアイデア不足、これが最も見えた試合でした。
崩しのアイデア等は私的に問題無いです。寧ろ驚くほどに崩せてました。
緩急が足りないかなあ、と。余裕が無いとも言いますが。
解説の方も言ってましたが、日本は相手が嫌がるプレイをするのが下手です。

ミドルと突破、この使い分け一つでまだまだ強くなれるんじゃないの?と
ブラジルにガチンコでぶつかる代表を観て、強くなったんだなあ、とシミジミ思いながらも
決定的とも言えるその地力の差、それを受け入れておりました。

守備もブラジルは徐々に対応していってましたね。
サイドで潰す。危険なゾーンの手前で、ファールでも潰す。コーナーは怖くない。
大国はシンプルで圧倒的でした。

清々しい敗戦。たまには良いじゃないですか。
ワールドカップに向けて、更には先の代表の強化に向けて、
究極の教材に出来る試合だったと私的には思います。

嗚呼、面白い試合でした。
日本は好きですが、今日の負けは気持ち良かった。
初めてアウェイで、強豪相手に攻め続けた。攻めさせられた時間はあったにしても、
可能性が最も見出せた試合でした。

本番では、絶対にやってはいけない戦術ですが。
寝ます。
おやすみなさい。