No.87 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

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DieGeschichte der Opposition
対立の歴史

　　　　　

今、北方四島の話は、少しマスコミなどの話題から外れているみたいです。
しかし北方四島援助金は静かに動かしていると思います。

いまだにわかっていない北方四島の専門家と言われる先生は、皆あの鈴木宗男さんがそのような会話をしていますとか、
あのロシアの専門家は、ああ言っていましたとか、他人からの話ばかり、途中からとても大きなボタンの掛け違いをさせられたようです。

サハリン・ファルフトジノフ政府がこの頃には、もうサハリン政府としてモスクワ政府とは違う考えで動き出していました。

私はサハリン知事ファルフトジノフの北方四島打ち合わせ、また石油天然ガスの打ち合わせの席には同席をしており、サハリン担当の責任者幹部の人達との会話も直接聞き、その場の風景・動きも見ていました。
話の途中で、誰が手を上げ、鼻をかんだかも見ていました。

「あの頃のロシアモスクワ政府とサハリン政府の行政、動きを全く一つの国の流れ、一つの同じ政府と考えていると頭が混乱して味噌も糞も同じに、現場にいて見て聞いていないと、頭の中が無茶苦茶になります。」

先日、私も仲間に言われるまで、いつもサハリン政府の打ち合わせの現場の中にいたので、全て日本の人達もわかっていると思って話していました。

日本のサハリン領事・渡辺さんや、他の日本人の皆さんにも流れを話さないとわからないですよと言われて、私は「ハッ」と気づきました。

ロシアエリチイン大統領とサハリン政府ファルフトジノフは、サハリンの石油天然ガスの件からロシア政府（国民）サハリン政府（市民）がお互い納得できるような話し合いを、しながら別々の道の政府の路線を歩き始める事を考え、とても長い期間サハリン知事はモスクワで天然資源の分担、モスクワからどの組織（会社）をサハリンへ持って来るかの話し合いを、ロシアエリチイン大統領としていました。

サハリン知事はこの時、数か月モスクワにいてサハリン知事では無いようでした。

サハリン日本領事館・渡辺さんも、当時本当に気の毒な立場だったと思います。

全く情報も出てこない、ロシアエリチイン大統領とファルフトジノフ知事は、超極秘で絶対に今は漏れないように命がけでやっていました。

次期決定している大統領になるグループの人達などの考え思惑もあったから。

後からの話になりますが、知事の親友とは言え、私ごとき民間人を敵対視したり毎回レストランで挨拶をしても、無視をしないで、ほんの少しでも口を開き指示・命令でも、くだされば日本国民として日本が最低限プラスになる事は話せました。

今、テレビで毎日騒いでいる、言った言わないとかの会話、文章を隠したりとか、まったく同じやり方、ここまで来て今さら事実を確認して出してもロシアにはもう話しようが無い、またロシアに今事実を言っても内政干渉と言われてしまいます。

ロシアにはもうすり寄るしか方法が無い、このサハリンの石油天燃ガス工事その他の工事などの、利権を取って（ゼネコン）口利きをしたい人達がいたため無茶苦茶になりました。

話は変わりますが、鈴木宗男さんのアイディアか森喜朗さんとの共同アイディアか？何故かいまだにその会話で今も動き回っている安倍総理大臣？わかりませんが、その時に現地現場で同席していた私達をいろんな資料も見ないで無視をしますか、（本物か偽物か鑑定していただければわかるはずです）ここまで来たらもう引くに引けないメンツでもありますか。

日本国民です、何か都合の悪い事でもあるのですか、私のロシア政府の友人関係も、わかっていると思います。

今日はこの位で。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp