ロシアインターネット投稿で消される元サハリン州知事無念の死

消される訳は?
ロシア側が事実を知っているから

No.29 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2016-12-19 15:29:28 | 国際情勢


対立の歴史
Историяпротивостояния
Opposinghistory
DieGeschichte der Opposition


鈴木宗男さん、罪ですよ
今まで、我々が北方四島返還の権限を持っていたファルフトジノフ知事本人と話していた内容を裏付ける写真・書類・契約書・その他を持っていると説明しても、マスメディアは、(昔の)北方四島担当の肩書を持つあなたの意見をどうしても取り上げてしまいます。たとえその情報が何の裏付けのない情報であったとしても・・・です。
そして、鈴木さんからマスメディアが間違った情報を得ても、マスメディアはそれを無批判に垂れ流し、多くの日本人はその情報を信用してしまうのです。

鈴木さんが議員資格を失って約一年間収監されていた時も、そんな短い間ですらロシアは毎日ビックリするほど法律が変わりました
サハリン州知事が暗殺されてから、その法律も法律としての機能を果たせていないというのが実態です。
簡単にいえば、法律だろうが、約束だろうが、彼らは守らないとまではいわないものの、すり抜けることしか考えていないのです。
今回の日露共同宣言で発表された経済協力の3,000億円は間違いなく無駄金になって終わりです。(「3,000億円の寄付」といっても過言でないです)

元島民、日本の人達は本当に期待していたのですよ。
これまでの北方四島問題の流れを全て知っているかのような発言をされてきた鈴木さん。この鈴木さんの長年のパフォーマンスは罪悪です。
国後島のディ-ゼル発電とか俗名〇〇ハウスとか、それらの顛末はどうなったのでしょうか。

利権に走り、真実を知らないのにパフォーマンスばかりがうまい人達によって無駄な時間を過ごしていたことを皆さんには知って欲しいです。
結果論ではなく、北方四島返還を十数年遅らせた・・・といっていいと思います。

もし真剣に、北方四島問題を解決に導きたい、今からでも真のスタートを切りたい・・・とこのブログをご覧の皆さんがお思いであるならば、私は何としても協力したいと思っています。

鈴木さんに近い外務省の方も、真実をキッチリ報告していないという意味では鈴木さんと同罪です。名前、公表しますよ、Aさん(仮)!

先週末、私の仲間が自民党にこのブログのことを書き込んだせいか、今日はすごい人数の訪問者で驚きました。

日露首脳会談も終わり、「共同開発はこれからの領土問題への足掛かり」というニュースを目にしましたが、元島民の方や多くの日本の人達には、それが全くの嘘であることが早晩わかってしまうでしょう。

私達は、真摯な姿勢のキッチリとしたマスメディアの方々には、資料・契約書・その他実物を見せる用意があります。

※ 前にも書いたように、ロシアの資金が枯渇して苦しんでいる時、かつてのロシアの女帝がアラスカをアメリカに売った時のように、エリツイン大統領もサハリン州知事ファルフトジノフに、それまでモスクワが保有していたサハリンの様々な権限をサハリン州知事に渡し、それらの権限と引き換えに、石油・天然ガス資源関連のお金を得る約束をしていました。
簡単に言うと、エリツイン大統領はロシア国民の生活安定の為にサハリン知事と取引をしたのです。
元々二人の仲は悪くなかったということもあって、その話し合いはスムーズに運んでいました。


ところで、ロシアに於ける各知事の選任方法はロシア大統領からの任命制でした。
エリツイン大統領から任命されたのは、ファルフトジノフ氏でした。
そのファルフトジノフ氏がサハリン州の知事になってからは、サハリン州は独自で州民の民主的選挙を実施し、ファルフトジノフ氏は圧倒的な支持を得て、本当にサハリン州民のため、周辺各国との良好な関係構築のために奔走していました。

実体的には、サハリン州はほぼ独立状態と言ってもいいくらいの状態でした。
エリツインさんは、サハリン州政府と「クリル列島(北方四島含む)権限」をファルフトジノフ知事に移行しました。(この権限移譲に関しては本当に何の問題もなく実行されました)

ところで、プーチンさんでは絶対に北方四島を返さないのは私達には分かっていました

もう一つ別の角度から話しますと、エリツイン大統領は自民党の元橋本総理大臣の強気の姿勢に負けていたのです。
自国の経済がボロボロでとても日本に対峙できる状態ではなかった・・・という背景もあったわけですが。
そしてエリツイン大統領は、一石二鳥の妙案としてクリル列島(北方四島)をサハリン州知事の責任?にしてサハリン政府に丸投げしで逃げた・・・という側面がありました

プーチングループは、初めからあの海峡に外国船を通すのは反対でした。
まだまだたくさん、それこそ何冊も本を書けるくらいのロシア国内の内部事情があります。
私がまだ末次一郎(影の総理大臣)さんの事務所に出入りしている頃、よく小渕総理から「先生おはようございます」と電話があり、末次先生から伺いました。
その末次一郎さんは「北方四島一括返還」でした。
鈴木さん、あなたの話は嘘です。
末次一郎さんは、どこにでも手を突っ込む、そんな鈴木さんの姿勢が好きでなかったようです。



小渕恵三総理が亡くなった後、派閥内の流れであなたの今の相方(森喜朗総理)がイルクーツク会談で、北方四島返還話でプーチンさんに会いましたが、何の書面交換をしたのですか?

その時のプーチン大統領は、エリツイン元大統領からクリル列島(北方四島)の権限を引き継いでいないのですから、クリル列島に関して責任をもって話せるはずがないでしょう。
いくら騙すロシアでも、サハリン知事を殺してからでないと。

そんな時、私達は第三鉱区、世界の石油会社の中での、契約書を持てるはずがないです。
知事が全権を持っていたから、持てたのです。

ちょうどその頃、サハリン知事は(石油・天然ガスの件で)イギリスの前首相サッチャーさんとイギリス国内での面談日程の調整をしていました。(それを立証する書類もあります)

また、やはりその頃、世界で有数のお金持ちの国と言われていた国のナンバー2の元首相の息子さんを私がサハリンに案内して、投資をして頂く話をしていました。


あの時日本の新聞などで、話題になっていたパイプラインは、サハリン知事からどこにやってもらうか、指名権を任されていて、日本から日曜の昼、パイプラインの局長室へ私を入れて7名で行きました。
その中には、日本国の立場の人もいましたが、その方は「私は隣のテーブルに座っています」と。
書類はたしか6か国から提出され、日本からは一社、たしか日揮さんだと覚えています。
とてもその日、サインはできませんでした。一社の書類が数センチもありました。
私がサインしたら、後で知事がサインの予定でした。


これは私の考えですが、外国人の私がサインして指名することに、意義があったように思います。

それから、ロシアの石油会社のビル完成式典にも私は招待されていました。(インビテーションカードや記念品など証明できるモノもあります)、
蛇足ながら、「今後ロシアの石油会社の会議に(私が)出席するように」という要請文もあります。

私たちが、ずうっとこのブログで書いている事は全部証明できます。(写真とか契約書も持っています)
本当にあの頃ロシア・モスクワは、毎日毎日いつも政府の中身は変わっていました。

鈴木さん、本当に収監中も、自由の身になった時も、あなたの崇拝する全ロシアの人はお人よしで「待っていてくれた」と思っていたのですね。


次回は、12月24日か25日に出します。


saharinhiroshi2@yahoo.co.jp

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