ロシアインターネット投稿で消される元サハリン州知事無念の死

消される訳は?
ロシア側が事実を知っているから

No.45 北方四島返還と元サハリン州知事ファルフトジノフ氏

2017-04-15 18:48:41 | 国際情勢
Историяпротивостояния
Opposinghistory
DieGeschichte der Opposition
対立の歴史


ロシアは、「領土問題は存在しない」と日本側に言い切るまでになりました。

「サハリン州知事が事故死」と、ロシアの言うままに配信した大手通信社や、それを無批判に日本国民に流した日本の各マスメディアの責任は重いです。

結果として、捏造された情報がさも真実のように既成事実化し、その偽情報のレール上を走らされているのが今の日本なのです。

外務省ロシア課の北方四島(サハリン州)に対する開発援助しても、実は、サハリン州知事と我々が久保田鉄工さんにお願いして大型プラント請負(パイプライン工事)の話が具体的に進んでいました。
久保田鉄工さんは、工場内のラインを変えてまで取り組む草案を我々に提示されていました。

外務省さんにしたら、こんなことも面白くなかったのかもしれませんね。何故なら、自分達の面子が北方四島問題解決より優先していたのか、それとも立場上の問題でも存在していたのか、上記の大型プラント請負の話にあとから首を突っ込み、進展していた話を前に進めなくしてきましたよね、久保田鉄工さんからも聞いています。


そして外務省さん、今になって、モスクワ政府に「領土問題は存在しない」とまで言われてしまうに至ったわけです。
外務省の仕事は「日本の国益を守護するための外交交渉の砦」ではないのですか。


また、売国奴と称しても過言でない昔の国会議員の大先生達、深く反省なさってください。

最近書店に行くと、北方四島関連の本を、またよく見かけるようになりました。

「講釈師、見てきたような嘘を言い」という諺があります。
各新聞社やテレビ局の委員、大学の教授等、様々な立場の方々が「現場での真実」も知らないのに、好き勝手なコメントを呈されていますが、そこには何一つ真実は存在していません。
これでは、怪しい発信元からの伝言ゲームの発表会みたいなもので、まさに、「見てきたような嘘」のオンパレードです。


北方四島問題解決に関するコメントを社会に広く流布させるのであれば、せめてプーチン大統領のロシア国のレターヘッド付き(自筆サイン入り)の書類の一つでも添付して論評されては如何ですか。

ついでにもう一つ、暗殺されたサハリン州知事ファルフトジノフ氏のレターヘッド付き自筆サイン書類を付けてあれば価値のあるコメントになりますよ。

つまり、「ちゃんとしたエビデンスを添付しながら、自信を持って出版したらどうですか?間違いなく、日本社会や国政を司る方々が注目してくれますよ」ということです。

私達は、プーチン氏やファルフトジノフ氏のレターヘッド付き自筆のサイン入り書類や、故ファルフトジノフ州知事から直々に渡された重要書類・機密情報を幾種類も厳重に保管しています。

何とかしてこれらの重要情報を適切なタイミングで公開(もしくは、効率的に活用)し、日本の北方四島問題への取り組むべき方向を、正しい方向に修正していきたいと本気で思っています。

次回は、来週末に。

saharinhiroshi2@yahoo.co.jp