Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

サマーミューザで森谷真理さんの4つの最後の歌

2022-08-10 20:28:00 | 森谷真理
今日はフェスタサマーミューザで川崎。現田茂夫指揮・日フィルのドイツプログラム。
お目当ては森谷真理さんのR.シュトラウス・4つの最後の歌。

この作品は2019年12月浜離宮、ピアノ河原忠之さんのリサイタルで聴いている。
ぼくはこの日、”聴きながら身動ぎできず、圧倒された” と書いたが。
今日が初だったという “オーケストラ伴奏の4つの最後の歌” 、格別だった。

オケで歌うことについて森谷さん自身がプログラムに、自分の声がオケの音色と混じり合っていく時の一体感が素晴らしい、と書いていたが。
今日歌っている彼女の表情や仕草を見てながら、彼女はこの作品の世界に深く、深く入りこんでいるんだなぁと思った。
素晴らしかった。
権田マエストロの指揮が森谷さんとオケの一体感を生み出したね。
来てよかった。

後半はブラームス1番。序盤は弦の音がぼく的にイマイチだったが、最終章に向けて乗ってきてフィナーレで最高潮。
でもアンコールのハンガリー舞曲が最高だった。
マエストロはオケとよくコミュニケーションできてるって思った。シュトラウスもブラームスもこんなふうにって、棒なしの指揮は感じ出てた。

フェスタサマーミューザは今日が初。いいコンサートだった。もっと来ておけばよかったかなってちょっと思った。

























コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。