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Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

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東京六大学混声合唱連盟・定期演奏会

2019-05-04 23:56:39 | Concert

今日は東京六大学混声合唱連盟の定演で、新宿文化センター。
ぼくの古巣の早稲田大学混声合唱団を含む6団体が、個別ステージを歌い終えて合同ステージが始まるまでに3時間を経過。この定演はホントに長いです。
ぼくが再び六連の定演を聴くようになったのは、合唱を再開した5、6年前。その時の早混の個別ステージ、八尋和美先生のバッハが凄かった。強烈な印象が残ってます。それ以降も個別ステージは毎回お家芸のバッハ。

でも今回は4月末になって八尋先生の体調不良と学指揮への変更が伝えられていて。
今日のKomm(BWV229)はやはり学指揮での演奏となり。悪くはなかったけれど、やや深みにかけていたように感じてしまって少し物足らず。

しかし休憩後の合同ステージは素晴らしいものでした。
名島啓太先生を含む4人の作曲家が作曲した連作ミサ4曲を、名島先生の指揮で220人がアカペラで合唱。繊細かつ大迫力の美しいミサで感激しました。
しかもアンコールで、それ用にもう1曲名島先生が作曲していたものを初演という演出。
贈呈された花束を早混の学指揮の加藤さんに、労いの意をこめてプレゼントもあり。
カーテンコールでのそういった振る舞いにもトークにも、名島先生の誠実で暖かい人柄、人間性が感じられてグッときました。
そのせいで、とっても豊かな、暖かい気持ちでホールを後にできました。

が、実は今日の定演自体はイマイチで。
早混の他で印象に残ったのはバスクの作曲家Bustoの作品を聴かせてくれた東大柏葉会と、その柏葉会が40年前に委嘱した三好晃曲集をやった慶応楽友会で。
青学は相変わらず十数人でカーペンターズ(信長さん編曲だけど)、明治はジャズのスタンダードメドレー。こっちは受けてたけど、ぼくは拍手する気になれず。
この2団体の指揮者、振り付けなんかつけて、自分が一番嬉しそうにコーフンしてやってたけど。町田市の合唱祭なんかじゃないんだけどなぁ。
学生合唱団は練習時間もたっぷり取れるんだから、もっと意欲的な作品に、格調高い演奏に取り組んでほしい、とかとか思ったりした一日でした。
早混の同期はいなかった。上下の顔見知りも数人ぐらい。だから飲めず。
でも3時開演で終わったの6時半だけど、退屈はせず。また来年も聴くと思います。














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