元ママ犬デイジー号と暮らす

写真は、盲導犬響号です。

U号奮闘中 / 私も一件落着!?

2014-01-16 | ペット
Unityii 九州盲導犬協会より、訓練に励むU号の写真が届いた。

>人や犬、猫に気を取られて
>集中を切らすことがあります。
>しかし、それ以外には
>大きな難点はありません。
>集中をテーマに更に奮闘するつもりです。
 U号は、1歳を迎えたばかり。人や犬、猫がいれば、見たいし遊びたいと思うのは当然至極。そこを乗り越えてこその盲導犬への道。考えれば、彼女は、とてつもない課題に挑戦中である。会いに行って、「頑張れ!」と励ましたいが、そうもいかない。西の空に向って、祈るのみである。
>頑張れU号!
>頑張れU号!
>頑張れU号!
>頑張れU号!
>頑張れU号!
>頑張れU号!

【当分は、経過観察でOKですよ!】

 昨年12月初めのMRI検査で、2mmと6mmのガンらしき陰影が確認された。

>これが癌ならばステージ2です。
>生検ではっきりさせましょう。

 そういうことで、急遽、クリスマスの日に生検に臨んだ。

>いきますよ!パツーン!

 丸さ2mm、長さ3cmほどの針でブスブスと前立腺を突き刺すこと12回。1回、2回と回を重ねる毎に少しづつ増す痛み。それからの一週間は、血尿とのお付き合いが続いた。これで、私は、完全に病人モードに突入。そのモードのままに、今日、検査結果を聞きに行った。

>生検では癌は確認されませんでしたよ。
>よかったですね。
>しかし、完全なシロとも言えません。
>当分は、最寄りの病院で経過観察を続けて下さい。
>以上です。

 病院には、私だけではなく妻と娘も付き添った。「MRI検査は絶対」と思い込んでいた私らは、正に拍子抜け。「えっ、な、なーんでぇー!?」としばし顔を見合わせて、そして、ニッコリ。そういうことで、昨年暮れからの前立腺騒ぎは、「当分は、経過観察でOK」で幕を下ろした。私達は、「あっ、決して無罪放免ではないですからね!」との医師の声を後に意気揚々と診察室を後にした。物証無きは無罪である。

【今や、離島の村は廃村寸前】

 さて、正月に90歳を越えた母が脳梗塞の疑いで入院したとの電話。同じ歳の父は転倒して足の骨を折ったとのこと。それでも、「来る必要はない。自分の暮らしを大事にせよ!」という二人。私が生まれ育った離島の小さな村は、今や廃村寸前だ。その小さな村を構成するのは7世帯7戸。その内2戸が廃屋になって久しい。年が明けてすぐに、残りの2戸からも訃報が届き、一人住まいは3戸に増えた。二人住まいは、私の生家を含めて2戸に過ぎない。村の人口は、5戸7人ということだ。平均年齢は74歳。正に、限界集落というより消滅前集落である。しかし、「一緒に暮らそう」との子供達の声に耳を傾ける者は皆無である。「ここで暮らし、ここで死ぬ」と、その決意は固い。そんな村ではあるが、私が幼少の頃には総勢37人が暮らしていた。神社の神輿も家々を回るなどして、結構、賑やかだった。収穫が終われば、村人が一堂に集って飲めや歌えやのドンチャン騒ぎに興じたものである。そういう昔を知る私は、親達が村にしがみつく思いもよく判る。判るだけに頭が痛い。前立腺騒ぎは一件落着したが、尚、波高しである。

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