【高知の野良ペンギンはもういないのか】

【高知の野良ペンギンはもういないのか】

『ねぎま』　　　　　　　　　　　　　　　2009年08月10日

昨夜、サンマの刺身を肴に酒を飲んでいたところ...
「高知県には野良ペンギンがいるんだよ」
と言い出したヤツがいた。
「遠洋漁業の漁師たちが持ち帰ったものが野生化して
その辺をウロウロしているんだってさ。」

野良ペン。
街中をやさぐれてうろつくペンギン。可愛すぎる。
波止場でひなたぼっこしていたり、魚をねだったり。
ペンギンによっては気性が荒くて凶暴なヤツもいるから、
野良猫と熾烈な縄張り争いを繰り広げたり。
「またまた～ww　話作るの上手すぎ」
と、話半分に聞きながら、妄想を膨らませていい酒の肴にさせてもらったのだが。

その後、気になりググってみたら、そもそものネタ元は西原理恵子さんで、
今年の5月にNHKの番組でも検証されていたホントの話らしい。

ワシントン条約の保護の対象外だった頃のお話で、と注釈がつく。
遠くペンギンの生息地近くまで漁に出かけた海の男たちは、
網に引っかかったり、釣り上げたりで、怪我したりしたペンギンを
お土産もかねてお持ち帰り。そうして家で飼われていたヤツが
たまに脱走して野良っぽく街をうろついていたのだとか。

その当時の生き残り……は、さすがにもういないか。
こっそり野良化したヤツが密かに繁殖していたら、面白いのにな。
どうなんでしょ、いるんでしょうか。