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●那由他(なゆた 那由多とも) 数の単位。

2012年11月25日 22時22分32秒 | 色んな情報
●那由他(なゆた 那由多とも) 数の単位。
★なゆた 【▼那由他/▼那由多】
〔梵 nayuta〕数の単位。
(1)〔仏〕 きわめて大きい数。一〇〇〇億。異説も多い。仏典では溝・兆・百万などと訳す。
(2)一〇の七二乗。[塵劫記]
★那由他(なゆた 那由多とも) http://p.tl/wQ2O
漢字文化圏における数の単位の一つ。
那由他がいくつを示すかは時代や地域により異なり、また、現在でも人により解釈が分かれる。
一般的には10の60を指すが、10の72とする人もいる。
那由他は元は仏教用語で、梵語の"nayuta"を音訳した、「極めて大きな数量」(新村出編 『広辞苑』第三版)の意味である。法華経の「化城喩品(けじょうゆほん)」や「如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)」などに、「五百四十万億那由他劫、大通智勝仏の寿命は五百四十万億那由他劫」「百千万億那由他阿僧祇劫、百千万億那由他阿僧祇劫の時間」といったような用例が見られる。「万億那由他」「百千万億那由他」は上数の用法である。
 
数の単位としての初出は、元の朱世傑による数学書『算学啓蒙』であり、それまであった載よりも上の位として、極以上の他の単位とともに登場した。極以外は全て仏典からとられたものである。当時はすでに中数が使用されており、那由他は阿僧祇(10104)の万万倍で10112となる。
 
和書の中で、「那由他」を数の単位の一つとして正確に定義づけた上で他の用語とともに体系的に説明したのは、江戸時代に執筆され、当時ベストセラーとなった数学書である『塵劫記』が最初である。寛永4年(1627年)の初版では、載までを下数、極以上を万万進としたため、那由他は阿僧祇(1031)の万万倍で1039となる。寛永8年版では載までを中数の万進に改めたため、那由他は阿僧祇(1064)の万万倍で1072となった。寛永11年版で万進に統一され、那由他は阿僧祇(1056)の万倍の1060となった。ただし、今日でも寛永8年版を根拠に那由他を1072とする人もいる。もっとも、京以上の数については指数表記が用いられるのが普通であって実用ではまず用いられないので、極以降の値がどうなっていてもそれほど問題にはならない。

★漢数字(かんすうじ) http://p.tl/SLLs
数を表記するのに使われる漢字である。十進法の数詞および位取り記数法で用いる。
前者は漢字文化圏内で相違がある。
★和算(わさん) http://p.tl/ROXI
日本独自に発達した数学である。狭義には大いに発展した江戸時代の関孝和以降のそれを指すが、西洋数学導入以前の数学全体を指すこともある。

★命数法(めいすうほう) http://p.tl/fmVO
数詞を用いて数を表す命数(めいすう)の方法であり、言語により異なる。例えば 10000 を、日本語では「一万」、英語では ten thousand と呼ぶ。これに対し、数字を用いて数を表す方法を記数法という。
 
命数には、一般に1から9までの数字を表す数詞と、十、百、千などの位を表す数詞とがある。後者を持たない言語も少なくない。位取りは十進法が圧倒的に多いが、二十進法や十二進法も散見される。
 
数学の発展に伴い、大数を表すのに複数の位の数詞を組み合わせる方法が様々な言語で生まれた。
 
現在では、漢字文化圏(ベトナムでは3桁ごとの組に区切る)では4桁(万倍)ごと、ヨーロッパでは3桁あるいは6桁(千倍あるいは百万倍)ごと、インドでは2桁(百倍)ごとの組に区切り、各組に位の数詞を付ける方法が取られている。例えば日本語では12345678を「一千二百三十四万五千六百七十八」と呼ぶ。書くときに、アラビア数字の十進位取り記数法を併用して「1234万5678」とすることも広く行われている。
★漢数字  http://p.tl/Xzck
・大数
中国に由来する漢数字では、以下の数詞で大数を示す。
   一、十、百、千、万、億、兆、京、…
万より大きい数詞の示す値には3種類あり、統一されていなかった。
下数、中数、上数である。
漢代あたりから、上数(じょうすう)が記載され始めた。
★ひふみ詞  http://p.tl/4oiK
ひふみよいむなやこ(一二三四五六七八九)ともちろ(十百千万)以下、1文字で1桁を表し「らねしきるゆゐつわぬそをたはくめかうおゑにさりへてのますあせえほれけ」と続き1039まで数える方法。
 
万(よろず)より上が命数法として使用される事はほとんど無い。

★数に関する記事の一覧  http://p.tl/xITT
数に関する記事へのアクセスの一助とするものであり、全てを網羅するものではない

★数の比較(すうのひかく) http://p.tl/FIbE
数を比較できるよう、昇順に表にする。ここでは原則として正の実数のみを扱う。
ここで扱う「数」には
・数学定数
・物理定数のうち無次元数
・命数
が含まれる。

★位取り記数法(くらいどりきすうほう) http://p.tl/J0qD
数の表現方法の一種で、適当な自然数 N (> 1) を指定して N 種類の記号(数字)を用意し、それを列べることによって数を表すための規則である。
位取り記数法で指定された自然数 N をこの記数法の底(てい)または基数といい、底が N であるような位取り記数法を「N 進法」「N 進記数法」という。N 進法では、N 種類の数字からなる記号列において、隣り合う上位の桁(けた)に下位の桁の N 倍の意味を持たせる位取りによって数を表現する。
数を N 進法で表記することを「N 進表記」という。また、N 進表記された数という意味で「N 進数」という呼称を使用することもある。

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