「翁の“ガハハ”な山家の暮らし」=放念な日々のエピソード

山に囲まれた小さな盆地、その山家で季節と向き合い、愉快な仲間と戯れながら、我が道を行く翁の小さなドラマ(放念の翁)

放念で気の薬を (4367話)

2021-04-01 15:11:07 | 老後の日々

 先日、翁がアトリエ(廊下の隅)で油絵を塗ったくっていたところに、民生委員の叔母ちゃまが

例月の見守りにきてね。『わあ、油絵を描かれるのですね。今度風景画を戴けませんか、それな

りのお金も・・・』とだわ。

油絵の善し悪しを分かってかどうかは知らないが、翁を恥さらしにさせられては成仏がな。でも、

翁はタイプな女性には弱くてね。何となく返事をしてしまったよ。ハハハハ

『号』1万円としてとして皮算用を。それよりもモチーフが問題だわ。 先日、一寸ばかり近くの

河原でスケッチを。でもテーマが決まらないわ。いつも描くのは「無題」だからな。ハハハハ

翁の集大成、考えた末にテーマは「うららうららな川瀬の光」だわ。川辺の雑草も春の息吹を、流

れに映えるやわらかな光り。問題はそれをキャンバスにどう表現をだわ。ハハハハ

 

  

 



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4 コメント

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Unknown (呑兵衛あな)
2021-04-01 17:02:04
数週間ほど前にNHKで取り上げられていました。
それなりに名を持つ画家のようですが、展覧会に出品すねために描く事を止める事を決めてから、確か静岡方面と記憶しますが生まれ故郷の或る小山をモデルと定めて、北から東から同じ山を春夏秋冬に気の向くままに描くことをライフワークにしたのだそうです。
同じテーマを描き続けることを宿題にしている人は多いと聞きます。才能の無い私としては羨ましいです
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恥ずかしながら (放念の翁)
2021-04-01 18:47:00
呑兵衛あな さん

こんばんは。コメントをありがとうございます。
油絵は描き方も分からずに、好奇心だけで色を塗
っておりましてね。ライフワークには無縁ですわ。
 ハハハハ
それに、これまでの作品が、他人の手に渡ったこ
ことは一度もありませんでして。
要するに、稚拙と言うことでしてね。
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Unknown (いなかのばぁば)
2021-04-01 21:36:33
こんばんは
好きこそものの上手なれ、 欲しいと言われるの無理ないです スケッチお上手ですもの

此方も1週間もすれば桜がさくでしょう
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Unknown (放念の翁)
2021-04-02 06:49:35
いなかのばぁば さん

お早うございます。
健康優良爺は、夜は7時に寝床入りでしてね。

私がやりますことは、全てが趣味未満の好奇心で
してね。
他人様に油絵を欲しいと言われましたのも、春の
珍事でして、戸惑っておりますわ。
新潟、金沢、仙台が桜が満開のようですが、一週
間も先ですか?。遅い春ですね。
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