goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然なるままに いとをかし!

沖縄の青い海と空の下、犬 ねこ うさぎとののんびりとした生活。変わりなく過ぎ行く時間の中で、ふと見つけた感動。

薬 3

2011年03月16日 08時00分01秒 | 発達障害
発達障害の子どもが社会に適応する手助けになる  を、次女は飲んでいない。

主治医であるg医師は、薬を処方して、次女を社会に適応させるのではなく、

次女の周りの “ 社会を変える ” 事で、次女が安心していられる場を作り、
時間をかけて、定型発達者と発達障害者の違いを次女に解いて、コーチングを続けてきた。

ka-sanは、当時13歳の次女に、薬を飲ませるのには、反対だったから、
この方法はすんなり了解できた。

でも、
学校に行かず、毎日家にいる次女にとっての 社会 は、 で、
そして、次女に四六時中接しているのは、ka-sanだったから 
社会を変える = ka-sanを変える だった。

ka-sanにとって、大きな試練だったけど、それ以上に次女は、もっと大変だっただろう。

次女はもうすぐ二十歳。

ka-sanは、
“ そろそろ薬の力を借りながら、家から社会へ出る準備をした方が良い ”
と思ってるんだけど、
次女もg医師も、そうは思ってないらしい。

ka-sanは、多くの発達障害児の親が、子どもに薬を飲ませるかどうか
悩み苦しむ気持ちがよくわかる。

薬を飲んだら気持ちが楽になれるし、学校や社会にうまく適応しやすい。
でも、副作用や依存症が恐い。


成人したら、次女は、自分の事は自分で決めるだろう。
oto-sanもka-sanも、次女が決めた事をできるだけサポートしたいなと思っている。