1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

指導・教育の進め方 その6(part2)

2017-11-28 13:05:42 | 日記
職長の教育とは「育てる」ことに目的がある。指導・教育をしてもルールを無視をし相変わらず以前と同じ危険な作業をしていては、指導・教育の効果がなかったと言える。
効果が上がる「指導・教育」を実施するためには、次に述べる順序で進めることが大切である。

効果的な指導・教育を進めるための6つの手順

5.教育実施
指導・教育を実施する段階では「良い教え方」で教える。では「良い教え方」とは何か、それは4段階法で行うことである。
「1.導入、動機づけ」
「2.提示(説明)またはやってみせる」
「3.適用またはやらせてみる」
「4.確認または教えた後を見る」
という4つの段階を順番に進めていくことが、効果的な教え方と言える。これはOJTで技能または態度を教えるときや、教室で知識を教えるときも同じである。

第3段階「適用またはやらせてみる」
説明をしたことや、実際にやってみせたことを相手が実際に習得する段階である。
技能の習得であるのなら、習慣的にできるまで実際にやらせてみて習得をさせる。また、
知識の習得であるのならば、話し合いのテーマを与え話し合いをさせてみて、話し合いの過程の中で習得したかどうかを確認する。
そこではもちろんのことではあるが、誤った手順、不十分な理解をしているなら修正をしないといけない。

第4段階「確認または教えた後を見る」
教えたことが実際の作業現場で正しくできているのかを確認をしていく段階である。技術の習得ならば、実際の作業について仕事の仕上がりはどうかを見る。
知識の習得ならば、報告書や記録のつけ方などで正しく理解をしているかを確認をする。もしこの段階で不十分なとこがあるのならば追加の指導・教育を考える。

このように、4段階法に従い実地をすることで教育効果が期待することができる。
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