一日お休みを頂けた
2年8カ月ぶり 三陸の以前訪れた沿岸をもう一度
同じ所 同じ方向にカメラを と思うもその痕跡はない
今年4月の衛星画像と前回震災後の画像 なんとなく違いが分かるような気がするので保存
(次は3年後 かな)
田老 ~ 陸前高田 の前回の記録はこちら → 三陸へ その1
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岩手県宮古市田老
左:2011.04.05 右:2014.04.14
沿岸は殆ど工事の為のもの 以前からあまり代わらないような
この先には集められた瓦礫・球場も在ったが 今は痕跡もない
これ以上進められない復興の土台 まだここには帰る場所もない
前方には殆ど前回のまま 取りあえずの 生き残った防潮堤の補修に嵩上げ?か
3年以上たっても進められない現状が見えてくるような
岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里
左:2011.04.01 右:2014.04.14
何も進められない 進められない現状が有るのか
交番後は なぜが丸太置き場
岩手県釜石市港町
左:2011.04.01 右:2014.04.14
当然倒壊したビルは撤去
だが 残されたそのままの建物の彼方此方に
市の財政のためなのか
そのすぐ傍には 急速にすすめられた「釜石復興ビル」が完成間近
防潮堤はどのようになっているのか なんか複雑な感じが
岩手県大船渡市大船渡町
左:2011.04.01 右:2014.04.13
左:2011.04.01 右:2014.04.14
何もなくなった
大きな水たまりは海鳥の休憩所
岩手県陸前高田市
左:2011.04.01 右:2014.04.14
まるで大蛇のようなベルトコンベア なんと総距離3km
大きな口から山砂が吐き出される
これにより 何倍もの速さで嵩上げ作業が進められる
周辺の山は削り取られ
広大な嵩上げ地 幾つの山がなくなっていくのか
昔の面影・故郷は ここに住んでいた方々は戻ってくるのか
コンベアの後ろに 奇跡の一本松
傍には崩れたままの建造物
お祈りを
この献花 昨夜サッカーワールドカップ選手発表
メンバーに選ばれた香川真司が先ほどお祈りとともに添えたもの
握手をし 「がんばってください」 とエールを送ることが出来た
気仙沼 ~ 志津川 の前回の記録はこちら → 三陸へ その2
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宮城県気仙沼市
左:2011.03.25 右:2014.04.14
建物の痕跡の残る更地
以前訪れた市場
2年8カ月 船着き場の復旧作業もやっと最終段階のようだ
宮城県南三陸町志津川
左:2011.09.22 右:2014.03.27
左:2011.09.22 右:2014.03.27
防災対策庁舎
今もなお献花 祈りが捧げられ続けている
存続か解体か 中に浮いた状態のよう
ここに住まわれていた方々には複雑な思いがある
その脇に始まったばかりの嵩上げ
高さは10m トラックで運び込まれる
この広大な土地に10m そんなに簡単に土地が安定するのか
果たして何年・・・
人々が住めるようになるには 20年以上掛るのでは
住まわれて居た方の世代交代 避難先ではもう安定した職業につかれているのでは
戻ってくることは出来るのか または新しい方々が住むことになるのか・・・
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