新歩(歩くことは楽しい知識につながる?)

休日にいろんな所を歩いた記録と感想などを添えて・・・

3年振り三陸沿岸を辿る

2014年05月13日 | Weblog

一日お休みを頂けた

2年8カ月ぶり 三陸の以前訪れた沿岸をもう一度

同じ所 同じ方向にカメラを と思うもその痕跡はない

今年4月の衛星画像と前回震災後の画像 なんとなく違いが分かるような気がするので保存

(次は3年後 かな)

 

田老 ~ 陸前高田 の前回の記録はこちら → 三陸へ その1

岩手県宮古市田老

左:2011.04.05                      右:2014.04.14

 

沿岸は殆ど工事の為のもの 以前からあまり代わらないような

 

この先には集められた瓦礫・球場も在ったが 今は痕跡もない

これ以上進められない復興の土台 まだここには帰る場所もない

前方には殆ど前回のまま 取りあえずの 生き残った防潮堤の補修に嵩上げ?か

3年以上たっても進められない現状が見えてくるような

 

岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里

左:2011.04.01                      右:2014.04.14

 

何も進められない 進められない現状が有るのか

 

交番後は なぜが丸太置き場

 

岩手県釜石市港町

左:2011.04.01                      右:2014.04.14

 

当然倒壊したビルは撤去

だが 残されたそのままの建物の彼方此方に

市の財政のためなのか

そのすぐ傍には 急速にすすめられた「釜石復興ビル」が完成間近

 防潮堤はどのようになっているのか なんか複雑な感じが

 

岩手県大船渡市大船渡町

左:2011.04.01                      右:2014.04.13

 

左:2011.04.01                      右:2014.04.14

 

何もなくなった

  

大きな水たまりは海鳥の休憩所

 

岩手県陸前高田市

左:2011.04.01                      右:2014.04.14

 

まるで大蛇のようなベルトコンベア なんと総距離3km

大きな口から山砂が吐き出される

これにより 何倍もの速さで嵩上げ作業が進められる

周辺の山は削り取られ

広大な嵩上げ地 幾つの山がなくなっていくのか

昔の面影・故郷は ここに住んでいた方々は戻ってくるのか

コンベアの後ろに 奇跡の一本松

 

傍には崩れたままの建造物

お祈りを

 

この献花 昨夜サッカーワールドカップ選手発表

メンバーに選ばれた香川真司が先ほどお祈りとともに添えたもの

握手をし 「がんばってください」 とエールを送ることが出来た

 

気仙沼 ~ 志津川 の前回の記録はこちら → 三陸へ その2

宮城県気仙沼市

左:2011.03.25                      右:2014.04.14

 

建物の痕跡の残る更地

 

以前訪れた市場

2年8カ月 船着き場の復旧作業もやっと最終段階のようだ

 

 

宮城県南三陸町志津川

左:2011.09.22                      右:2014.03.27

 

左:2011.09.22                      右:2014.03.27

 

防災対策庁舎

今もなお献花 祈りが捧げられ続けている

存続か解体か 中に浮いた状態のよう

ここに住まわれていた方々には複雑な思いがある

その脇に始まったばかりの嵩上げ

高さは10m トラックで運び込まれる

この広大な土地に10m そんなに簡単に土地が安定するのか

果たして何年・・・

人々が住めるようになるには 20年以上掛るのでは

 住まわれて居た方の世代交代 避難先ではもう安定した職業につかれているのでは

戻ってくることは出来るのか または新しい方々が住むことになるのか・・・

 

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