今月のご近所映画会は「そして父になる」を観ました。
先月4月21日、67年前に都立病院で別の赤ちゃんと取り違えられ、生みの親を知らずに生きてきた男性が「出自を知る権利があり、都には調査する義務がある」と訴えた裁判がありました。
東京地方裁判所は病院を運営していた都に対し、戸籍などをもとに生みの親について調査するよう命じた判決があり、都は上告せずに結審したことも伝えられています。
一か月前の新聞やTVの報道があったからご記憶にあると思います。
そんなことがあつたので、今月のご近所映画会で観るタイミングだと思いこの映画を選び鑑賞したわけです。
映画「そして父になる」のストーリーは、子供を取り違えられた大手建設会社に勤め都心の高級マンションで妻と息子と暮らす家族と、群馬で小さな電気店を営む5人家族の2組の夫婦の葛藤と選択を通して家族の愛と絆を描いたヒューマンドマです。
第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員賞を受賞しています。
福山福山雅治とリリー・フランキーの2人が対象的な父親像を好演しています。
映画のキャストは
監督:是枝裕和
音楽:松本淳一
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、二宮慶多、黄升炫、中村ゆり、高橋和也、田中哲司、井浦新
制作年:2013年
数少ない我が家のバラ