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今日の記憶を一言半句

日本では「当たり前」だが海外では、アカデミー賞ノミネート作品

昨年12月から劇場公開している映画『小学校・それは小さな社会』を観てきました。

上映が始まった当初、新聞・TVで取り上げられて話題になりました。

最近同作品から短編版『Instruments of a Beating Heart』が第97回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞にノミネートされたのでさらに話題になっています。

 

日本の公立小学校に通う1年生と6年生の学校生活を春夏秋冬にわたって描いたドキュメンタリー映画です。

作品を作ったイギリス人の父と日本人の母を持ち海外生活が多い山崎エマ監督は、自身の“強み”はすべて、日本の公立小学校時代に学んだ“責任感”や“勤勉さ”などに由来していることに気づき、公立小学校を舞台に映画を撮りたいと思ったことからこの作品を作りあげたそうです。

 

このドキュメンタリー映画は、「日本の子どもたちを“日本人”に作り上げる小学校6年間の学校生活」のありのままを見せてくれます。

日本の先生や保護者にとっては、あたりまえの日常かもしれないが、海外で先行上映された国々では大きな反響を呼んだそうです。

教室の掃除をしたり給食の配膳をしたり、学校行事の運営に児童らが積極的に関わりながら成長していく、日本では「当たり前」だが海外では「当たり前でない」ことだと人々は驚き、この映画が日本社会を強く印象づけたようです。

 

子どもたちの感情が大きく動いている様々なシーンがあり、あたかも自分の子供か孫の様にドキドキハラハラしながら、子供の気持ちになって涙ぐんでしまうことも。出来なかったことを達成した時には思わず拍手を送りたい気持ちに駆られたりもします。

先生の子供たちへの指導にも、拍手を送りたいシーンがいくつもあります。

 

ドラマとかフェクションではなくドキュメンタリーだから、普段の自然な姿がリアルに伝わり、自分がその中にいるような錯覚さえ感じてしまうこともありました。

子供が身につけていくべきこと全てが学習、その取り組む姿勢は子供も教師も真剣であること。

この映画に対していろいろな感想や評価があるが、とりあいず保護者、先生そして大人が、観てほしい。

 

映画館で『小学校・それは小さな社会』を観ることができない方は下記の

『ニューヨーク・タイムズ』運営の動画配信サイトから、アカデミー賞にノミネートされた短編版『Instruments of a Beating Heart』の配信をご覧下さい。

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