9月の三連休の最終日、初秋の南八ヶ岳のメジャールートを楽しんできました。美濃戸の八ヶ岳山荘駐車場に予定より早い午前5時前に到着しました。ヘッドランプを付けて美濃戸山荘に着く頃には、朝日が薄っすら辺りに注ぎ、行者小屋からは南八ヶ岳の峰々が陽射しに照らし出されて、まず一つ目の阿弥陀岳への気持ちが昂りました。分岐の中岳のコルまでは約1時間、そこから急峻な阿弥陀岳の頂までは上り25分、山頂からの眺めは遠くアルプスや本日初冠雪の霊峰富士の姿を拝むことができ暫し感動に浸りました。ここから横岳までは、鎖場やガレ場が多くストックもしまって三点支持を心掛けました。赤岳山頂に至るまでは、天候もまずまずであったのですが、横岳方面はガスが掛かり始めてきた為、エスケープルートも考えましたが、12時前と早かったので予定通り横岳・硫黄岳へ足を伸ばしました。硫黄岳からの北沢ルート(赤岳鉱泉~美濃戸山荘)は、今回上りで利用した南沢ルートと比較すると単調で長く感じました。美濃戸山荘近くまで車で乗入れると片道約1時間短縮できたわけでありますが、天候に恵まれた山行になり本当に満足できました。 . . . 本文を読む