がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

「流れ橋」が流れてしまったそうです。

2009年10月14日 | 京都、滋賀およびその周辺地域ぶらり
時代劇のロケ地で有名な上津屋橋(こうづやばし)通称「流れ橋」が、
先日の台風18号で流れたと新聞に載っていたので、
ちょっと野次馬的に見に行ってしまいました。

この上津屋橋は京都府久御山町と八幡市を結ぶ、木津川に架けられた木橋で、
橋長(全長)356.5m、幅3.3mは、流れ橋として日本最長だそうです。
いつもは久御山側へ行くのですが、
四季彩館にも行きたく、
橋は流れて渡れないので八幡市側にいきました。


流れ橋は、橋脚に踏み板を乗っかける構造で、
増水すると踏み板が浮き上がり、踏み板は8つに分かれて、いかだのように流れ、
板は橋脚とロープでつながれており、すぐに復旧できる仕組みになっているそうです。
とはいえ12年前の流出のときには通行再開には1年近くかかったということです。
写真中央の川の中央に流れた踏み板が流された方向に向いて残っています。
これを戻して修復するのでしょうか?気になるところです。
観光で来ていた人たちは渡ってみたかったのでしょう、少し残念そうでした。


橋の下流側です。
今は水は引いていますが、川幅356mで踏み板が流れたということは、
川幅いっぱいに踏み板の高さを超えた水量ということですからすごい激流だったのでしょうね。


橋の上流側です。
橋脚に引っかかっている流木や草などを見るとすごかったのだなと思います。


流れ橋と茶畑


流出とは関係なく、茶畑の赤トンボがいました。
トンボが休んでいるのを見ると何か「ほっと」します。
アキアカネでしょうか?

帰りに車を止めた四季彩館で買い物をしていたら、
木津川が増水していき、
踏み板が浮いた後、踏み板が流れるまで細かく撮影した写真があって、
見せてもらいました。これは見る価値ありです。
あらためて激流のすごさがわかりました。