笑顔でいたいから~母のつぶやき~

いつも笑顔でいたいから~元気でわんぱくで、でも少々問題ありの子供たち。自分自身も子供たちもみんな笑顔でいたいから~

1人ではできない

2005年03月24日 | 発達障害
もんすけが思うように育ってくれなくて
私はとにかく、色んな本を読みました。
良い、と思ったことはとにかくやってみました。
そんな時に、心理士の先生と出会いました。

少しずつ私ももんすけも落ち着いてきました。
心理士の先生の存在は本当に大きかった。

私を受け止めてくれる人がいる、ということが
こんなにも大切なことなのか、と思った。
先生はいつも言った。
「この子は育てにくい子なの。ただそれだけだよ。
 お母さんは何も悪くないんだよ。」

今思えば、私が落ち着いたから、次男も落ち着いたのかもしれない。

そして、発達センターを紹介され、訓練に通うことになった。
そこでも、
「お母さんは何にも悪くないんですよ。」
「お母さんはちゃんと育てていますよ。」
そんなことを繰り返し言われた。
今思えば、テキスト通りの対応だったのだろうが、私は救われた。
私は相当、育児に、自分に自信のない状態だったのだろう。

そして迎えた幼稚園の入園式。
始めから、期待していなかった。
思ったとおり、次男は入園式には参加せず、園庭で遊んでいた。
「入園式は、お母さんだけで、いいですよ。」
先生がおっしゃった。ありがたかった。

通いはじめてからも、
教室にまったく入らないもんすけを、無理に連れて行ったりはしなかった。
とにかく、次男の好きなようにさせてくれた。

そして、保健婦さんと心理士の先生が、何度も園に通ってくださった。

本当に、みなさんに助けられた。

とにかく、何を言われても、私の中には感謝の気持ちがあった。
最初のうちは、色々と言われたが、
それでも園に通わせてもらえたのは、本当にありがたかった。

あんなに手のかかる次男を、園で預かってくれている。
私にもんすけと離れていられる時間をくれている。

それだけで、本当に感謝する気持ちでいっぱいだった。

一人で子育てなんかできない。
本当にそう思った。

いつでも、先生方には感謝の気持ちを忘れないようにしよう。
そう気づかせてくれたのは、やっぱりもんすけだった。