もんすけがまだ小さかった頃、私も主人も怒ってばかりいた。
本当にしつけのなっていない、いたずら坊主としか見えなかった。
いくら注意しても叱っても、いっこうに行動が良くならない。
怒られても、いつもいたずらっぽく笑って逃げていた。
この子は怒られても平気な子なんだ。
もう少し、厳しくしないといけない。
私たちはそう思った。
それは大きな間違いだった。
怒られてばかりいたもんすけの心は、
冷たく凍りついてしまっていた。
もんすけはおそらく、何を言われているのか分からなかった。
ただ、ただ、笑っているしかなかったのに違いない。
そして、
「お父さんもお母さんも僕のことがきらいなんだ。」
そう思っていたのだろう。
どうして、この子はこうなのか。きっと私に問題があるに違いない。
私の接し方が悪かったのだろうか。。。。。
小さいうちは、言葉が通じないから、
本人もイライラしているのだろうと思った。
そのうち、話ができるようになれば・・・・・
私の期待はもろくも 崩れた。
いくつになっても、会話が成り立たない。
二人目だから、言葉は早いだろうと思っていた。でも違った。
二歳の検診の時に、保健婦さんに相談をした。
かろうじて、癇癪をおこさずにすんだが、
もんすけはまともに検診も受けられなかった。
私は必死で訴えた。年輩の女性だった。
でも、彼女は、自分の子育ての話を延々と語り
もんすけのような子は昔はたくさんいたのだから!!と明るく言った。
三歳児検診。私1人で連れて行くのは、無理。
いつも何かあると、主人に休みをとってもらい、一緒に行った。
私は保健婦さんはあてにしていなかった。
何がなんでも、今日は心理士の先生に見てもらう!
もんすけは癇癪を起こして、車から降りる事ができずに、
泣き叫んで暴れていた。
若い保健婦さんが、泣き声を聞いて飛んできてくれた。
私が「心理士の先生に相談したいのです」というと
すぐに先生を呼んで来てくれた。ありがたかった。
先生は車に乗り込むと、泣き叫んで暴れているもんすけに話しかけた。
うそみたいに、す~~っともんすけの癇癪がおさまった。
主人も私も、本当に驚きだった。
そして、先生は私に言った。
「今まで、よく頑張ったね。」
私は涙がでるのを必死でこらえた。
言葉にならなかった。
本当にしつけのなっていない、いたずら坊主としか見えなかった。
いくら注意しても叱っても、いっこうに行動が良くならない。
怒られても、いつもいたずらっぽく笑って逃げていた。
この子は怒られても平気な子なんだ。
もう少し、厳しくしないといけない。
私たちはそう思った。
それは大きな間違いだった。
怒られてばかりいたもんすけの心は、
冷たく凍りついてしまっていた。
もんすけはおそらく、何を言われているのか分からなかった。
ただ、ただ、笑っているしかなかったのに違いない。
そして、
「お父さんもお母さんも僕のことがきらいなんだ。」
そう思っていたのだろう。
どうして、この子はこうなのか。きっと私に問題があるに違いない。
私の接し方が悪かったのだろうか。。。。。
小さいうちは、言葉が通じないから、
本人もイライラしているのだろうと思った。
そのうち、話ができるようになれば・・・・・
私の期待はもろくも 崩れた。
いくつになっても、会話が成り立たない。
二人目だから、言葉は早いだろうと思っていた。でも違った。
二歳の検診の時に、保健婦さんに相談をした。
かろうじて、癇癪をおこさずにすんだが、
もんすけはまともに検診も受けられなかった。
私は必死で訴えた。年輩の女性だった。
でも、彼女は、自分の子育ての話を延々と語り
もんすけのような子は昔はたくさんいたのだから!!と明るく言った。
三歳児検診。私1人で連れて行くのは、無理。
いつも何かあると、主人に休みをとってもらい、一緒に行った。
私は保健婦さんはあてにしていなかった。
何がなんでも、今日は心理士の先生に見てもらう!
もんすけは癇癪を起こして、車から降りる事ができずに、
泣き叫んで暴れていた。
若い保健婦さんが、泣き声を聞いて飛んできてくれた。
私が「心理士の先生に相談したいのです」というと
すぐに先生を呼んで来てくれた。ありがたかった。
先生は車に乗り込むと、泣き叫んで暴れているもんすけに話しかけた。
うそみたいに、す~~っともんすけの癇癪がおさまった。
主人も私も、本当に驚きだった。
そして、先生は私に言った。
「今まで、よく頑張ったね。」
私は涙がでるのを必死でこらえた。
言葉にならなかった。