夕焼けに染まる「ウルル」=英語名「エアーズロック」に登ってきました。
どこを登るのかって…その右側の三角の左のラインですね。
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登頂を終えて・・・安心のポーズ!
登山道が山肌に伸びています。ウルルの登山は、登りは1時間ちょっと。下りが1時間弱。といわれています。
まず、入り口でガイドさんから説明を聞いてからの登山です。
ガイドさんはアボリジニの宗教上のことを理解し、ウルルには登らないことになっているそうです。
そして、このウルルに登れるかどうかは、このポイントに来てみないとわからないのだそうです。
この日は、バスからすでに登っている人の姿が見えて、大丈夫ですねということでしたが、
前日は雨のため登れなかったそうです。この雨は2か月ぶりだったそうです。
そしたらスタートです!最初の少しは、鎖がありません。
そして・・・鎖です。基本、左側通行です。
こんな頑丈な鎖。渋滞して止まるときはしっかりつかんでおりました。
最初の30分近くは一気に30度くらいの斜度で登っていきます。所々に、ちょっとした退避できるポイントもあります。
台形の淵まで来ると、ちょっと広くなっていて安心。ここからは…センターラインのような白い印に沿って歩きます。
予想外に・・・平らでなくて、ボコボコです。
向かう先、右の奥に標柱らしきが。
頂上は結構な人込み。
山頂ポイントには標柱が。同じ道を戻ります。
帰るころには登山道にも陽が当たって暑くなってきました。
私は全然平気でしたが、やはり登山していない人には怖い斜度だったようです。
台形の淵で折り返した人も多かったようです。
登り終えて!念願のウルル・・・登山禁止の前に登ることができてよかった♪
ツアー会社さんが下さったウルル登頂記念カード
お土産屋さんで見つけたウルルのピンバッジ(^^♪ ピンバッジ・コレクターは世界中に居るのかな?!
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当日のYAMAPの記録はこちら!
当日の服装、登りはじめの7時は日影だったので肌寒かったです。日焼けと虫対策で長袖の登山シャツでした。
最初から下山の後半まで、防寒用のカッパも着用。帽子とサングラス。ゴム付きの手袋は確かに有効かも。
私は日焼け止めでいつも手袋するけど、今回は百円ショップでポチ付を用意しました。目立ってますが(笑)
水は1ℓの持参が必要です。ミネラルウォーターです。水以外のジュースは別カウントで、別に買っている人がいました。
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<ウルルの登頂禁止>
うるる7は、オーストラリアの中心にある世界最大級の1枚岩。
「ウルル・カタ・ジュタ国立公園」は、1987年世界複合遺産に登録された。複合の世界遺産て珍しいらしい!
この地の先住民族文化や精神が息づく聖地でもある。
2019年10月26日より観光客がウルルへ登ることが禁止されます。10月26日はこの公園がアボリジニの民族に返還された日だとか。
登山禁止の理由は、アボリジニの民族の宗教的な聖地であり登らないで欲しいという希望もあるが、
ここの登山中にけがや亡くなる人が多く、アボリジニの人々にとっては自分たちの土地で悲しい出来事が起こること嘆いているとも言われ、登らないで欲しいとの願いがあるとのことです。なんとなく優しさを感じましたね。
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「いつかウルルに登ってみたいなあ~」とは思っていたのですが、来年の登山禁止の話を聞いて…急がなくてはと企画しました。
5年ぶりの海外旅行になりました。18ケ国目。南半球は初めてでした。
目的がウルルの登山だったので、どうしても登りたくて、エアーズロック・リゾートに2泊しての計画としました。
また旅の記録も残したいですが、いつになるかわかりませんので、ウルルの登頂記録はアップしました。
ウルルの登頂の可能率は約30%とのこと。
雨だったり風が強くても禁止。アボリジニさんの儀式があるときも禁止なんです。
そして、それはその日にその場に行かないとわからないのです。
途中で禁止が解けることもあるそうですし、逆に途中で禁止になることもあるようです。
2日目に無事に登頂できたので、本当に念願がかないました!!
そして、そこから空いた時間をどうしようか困ってしまったので、
もう一つの岩山「カタジュタ」の風の谷トレッキングを追加申し込みして、違ったトレッキングが満喫できました♪
今回感じたのは、私は昔から登ってみたかったので登頂は夢だったのですが、
アボリジニの皆さんの気持ちやこの地に先祖が旅していろいろ作り上げてきた自然の造形物であるとかいう考えを知ると、
眺めるだけでも価値のある世界遺産だなと思いました。
禁止以降であっても、麓からみるだけになっても、この一枚岩の夕焼けに染まる時間の映りかわりや日の出の時間の変化。
ふもとのトレッキングなど・・・見て回れて、その雰囲気を十分に満喫できる要素は十分にあると感じました。
日本とおんなじで、水道の水がそのまま飲めた国って私には初めてで、とても感動しました。
(カタジュタではトレッキングの途中にも、水が補給できるポイントがあったり、自然豊かなんだなと感じました。)
赤茶色の砂漠地帯だけと思っていましたが、ちょっとしたお花も確認できました。
また報告していきたいです。
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<今回の旅の参考記録>
・利用旅行会社:トラベルウエストさん
往復の日本⇔シドニー、シドニー⇔エアーズロックの航空券、エアーズロックの2泊、シドニーの1泊。
・現地ツアー:ホットホリデーさんの、見所全てパック+空港送迎付き(日本語ガイド)を利用
・エアーズロック空港からホテルの往復送迎と、ホテルのチェックイン・チェックアウトのお手伝い付き。
1時に着いて、その日は3時からカタジュタのウォルパ渓谷散策+18時頃~ウルルのサンセット鑑賞。日没18:40頃
「シャンパンを片手に鑑賞」とありますが、撮影も忙しくて…ちょっとチーズ・クラッカー・果物などがありました。
翌日の朝食とか行動食の買い出し。国立公園に入る際には、水を1Lとか持っていることが必須になります。
・2日目:5時半ホテル出発、6時半くらいのウルルのサンライズ鑑賞。
現地で暖かい飲み物、インスタントのコーヒーだったりココアをお湯を注いで紙コップで飲むというものでした。
その後の登山もあるしトイレに行きたくなるので1杯だけいただきました。食べ物はクッキーだけ。
各自が持参した朝ごはんを食べて良いとは言いますが、日の出を眺める展望台まで遠いため、
そこではゆっくりできる感じではなかったです。結局、バスで移動する際にサンドイッチは食べました。
7時くらいに、ウルル登山口。登る人と麓巡りチームに分かれました。登る人の最終合流時間は3時間後の10時20分。
その前に、8時半、9時10分とか、もし途中でリタイヤした場合、途中から麓巡りチームと合流できることも。
私は、2時間ちょっとで往復してきて、最後麻円の集合時間にバスと合流し、1か所麓の散策に参加できました。
そのあと、最終合流になり、ホテルに戻りました。
私は、もう一日いますが、この2時間後ぐらいには飛行機に乗る人もいるので、時間は決まって動きます。
私は、この日の午後は、リゾート内の展望台巡りや買い物をして、翌日の風の谷トレッキングを申し込み。
この日の夜、人気の「フィールド・オブ・ライツ」というツアーにもぎりぎり参加してきました。
・3日目:現地ツーの風の谷トレッキングに参加。といっても英語の案内で、現地の送迎のみです。
ただ、5時20分出発で、思いがけず、カタジュタのサンライズ・ポイントでの撮影タイムがありました。
7時30分から風の谷でトレッキング。ガイドが10時30分に迎えに来るということはきちんと確認しトレイルへ。
10時30分にバスに合流し、11時ごろにはホテルに。12時30分には空港に出発になるので、
それまでに最後の買い物と昼食でした。
朝の時点で荷物はまとめておいて、この時間に受け取るだけでした。
そして無事に、エアーズロックからシドニーに移動となりました。
最後、シドニーには午後の5時に到着。安旅ですので、ホテルはちょっと面倒な場所。鉄道の移動も考えましたが、
往復のジャンボバスが42ドルだったので、申し込み。6時にはホテルに到着。
せっかくシドニーに行ったのなら、やはり世界遺産の「オペラハウス」を見なくてはと歩いていくことに。
(なんか持ち金が25ドルくらいになってしまったのよね・・・(笑))
そして無事にオペラハウスを確認し、美味しい夕飯にありつけ…荷物整理をして就寝。
だって・・・最終日はホテル5時50分発で8時の飛行機で帰国ですから。
そして無事に最終日は5時には成田に戻りました。8時間だね。映画が面白かったよ。
そしてさらに田舎ですから・・・甲府までの高速バスで9時に甲府、自宅には10時前に帰還でした。
日本脱出でしたか。
いいな~
無事登れて良かったですね♪
調べるうちに、年間30%くらいしか登山はできないとか知って、ビクビクの旅でした。
5年ぶりの海外は、手続きもいろいろ変わっていて、驚きました。でも夕焼けのウルル、綺麗でした!
ってか、登山道を見てたら確かに一枚岩なんですね~!
凄い |д゚)
何はともあれ無事に帰還、そして登頂おめでとう♪
キツイのかなと思ったのですが、標高は300くらい?往復2時間。山スタイルの人は少なく、山装備の自分がやや恥ずかしい〜(^_^;)
たまには、良いものですよ〜🎵
初の南半球は、日本が優遇される感じではありませんでした。
でも優しい国でどうにかなりました!
さすがの世界遺産、また行きたいけど、高いし遠いね。
登山の難易度は低いけど、運によるかもです(笑)
登頂終了まで1年、寂しくなりますね。