日々平穏 

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

【ウォーキング記録】八王子城址公園散策@八王子市元八王子町

2018-05-26 | ウォーキング・トレッキング
5月20日(日曜日)久しぶりに歴史古街道団のウォーキングに参加して参りました。
今回のお題は以前より行きたかった「八王子城」と聞いて、楽しみにしておりました。

JR高尾駅北口から八王子城址行きのバスに乗車すること10分ほどで終点八王子城跡バス停に到着します。
まず訪れたいのがバス停よりすぐにあるガイダンス施設です。


八王子城跡ガイダンス施設 ここで八王子城についての歴史を学ぶことが出来ます。
事前知識が無くても併設されているビデオシアターさえ見ておけば散策が楽しくなりますのでお勧めです。
ここで頂戴できる「縄張図」は八王子城の全体像を見て取れる貴重な資料ですので忘れずにゲットしておきましょう。

八王子城跡 俯瞰ジオラマ 地形だけを見ても理想的な場所に山城を築いた事が理解出来ます。残念ながら築城途中半ばで落城してしまいましたが、もし完成さえしていたならば歴史は変わっていたかも知れません。

ここから本丸までは、ちょっとした登山となります。登山道はよく整備されておりますので迷うことはありませんがそれなりの準備は必要です。山城に入山すると自販機などありませんので飲料水の持参は最低限必要です。
トイレは、眺望の良い松木曲輪の近くにあります。

八王子神社 スサノオの八柱の御子神を祀る神社です。北條氏照が八王子城の守り神として祀ったと由緒を伝えています。

八王子城本丸跡 ここが頂上となります。ここからの眺望はありません。

(画像クリックして別タブにて拡大表示)


昼食を摂った松木曲輪から見る眺望も素晴らしかったですが、八王子神社へ出る途中で見られた眺望がパノラマで素晴らしかったです。当日は、とてもロケーションが良くスカイツリー、新宿副都心、筑波山、横浜ランドマークタワー、房総半島まで一望する事が出来ました。
なかなか、こんなに良く見える日は無いと言われたほど絶景でした。
下山後は、北条氏照の屋敷跡だった御主殿周辺を散策しました。

御主殿曲輪 曳橋と御主殿へ至る石段

本来あった曳橋の跡 今見られる曳橋は復元ではないそうです。当時の曳橋は敵が攻めてきてもすぐに崩すことが出来るような簡単な造りだったそうです。


虎口の冠木門を入ると北条氏照の居住していた屋敷跡があります。山の一画であるにもかかわらずかなり広いスペースです。


御主殿の滝と供養墓 前田・上杉・真田軍の進軍により御主殿の曲輪が攻め落とされ行き場のなくなった女、子供達がこの滝に身を投じて自害しその後「三日三晩、城山川の流れが真っ赤に染まった」という伝説は有名です。ここが心霊スポットとして取り上げられる由縁となった曰くつきの場所でもあります。

【コース】
スタート10:15 八王子城跡バス停~ガイダンス施設~エントランス広場~金子曲輪~八王子神社~松本曲輪(昼食)12:00~本丸跡~小宮曲輪~大手門跡~曳橋~御主殿跡~御主殿の滝~ガイダンス施設 ゴール 15:30

【総括】
以前から一度訪れてみたかった事もあって全行程飽きずに楽しめました。
やはりただ歩くだけでは面白くありません。やはり歴史の舞台となった背景を知識として知って置くだけでも楽しさが倍増します。ガイダンス施設で情報を得てから散策する事をお勧めします。
またボランティアの皆さんによるツアーガイドも常時行なわれているのでそれを利用すればより深く学ぶ事が出来ますのでお勧めです。
【マップ】

アクセス:京王線高尾駅・JR高尾駅北口よりバス(1)番のりば八王子城跡行き 所要時間10分ほど

参考リンク:
八王子城跡散策マップ(PDF形式 1360キロバイト)
八王子城跡散策コース(PDF形式 466キロバイト)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿