
新江ノ島水族館の「なぎさの体験学習館」にて、開催されたワークショップ「江の島に続く不思議な道~トンボロを歩こう~」に、サクラさんと二人で参加して参りました。
“トンボロ”とは? あまり聞き慣れない言葉ですが“tombolo”イタリア語だそうです。陸繋島(りくけいとう)の砂州(さす)の部分を言います。
伊豆堂ヶ島の三四郎島や香川県の小豆島などでも見ることが出来ます。海外ではモン・サン・ミッシェルが有名です。北海道の夜景の美しい函館の街並みも実は、トンボロで出来た地形なんだそうです。
先着20組との狭き門。 オマケに整理券を9時より配布。との厳しい条件ではありましたが頑張って現地には8時半頃には到着。

小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅
江ノ島には、江ノ電経由では幾度も訪れていますが小田急からは超久しぶりの来訪

新江ノ島水族館 なぎさの体験学習館
館内では、なぎさに生息している動植物や、なぎさをテーマとした関連展示。ワークショップ等も盛んに行われている体験型の学習施設です。
無事に、整理券を戴いたのち近くのファミレスで10時からの開始時間まで、海を眺めながらのしばしのモーニングコーヒー。

まず館内でトンボロ現象が起きるしくみを実験施設を用いて解説して頂けました。
まず、現象が起きるお膳立ての地形環境が必要となります。
陸地から島までの距離が重要とのことです。(陸地から200m位と解説して頂けました。)


①江ノ島から回りこんできた波が左右から砂を運んでくる。
②波が引く際に砂も戻されるが島があるため一箇所に留まる。
③砂州が出来てくる。
④大潮の際に、堆積し盛り上がった部分が陸繋島となる。
条件さえ良ければ、干潮から2時間位は見られるそうです。ただし、条件が整っていたとしても地形や潮流の強さ干潮の差異により陸繋島にまで、至らない事もあるそうで発生条件はかなりシビアみたいです。
レクチャーを受けたのち現地を訪れました。

江ノ島には、1年振りくらいの再訪です。

ビーチには弁天橋と大橋の間の階段を降りて行きます。

本日の干潮は11:55分 ここは、既に砂州の上です。

現地でもいろいろとレクチャーを受けました。

周辺の生き物や貝殻などを採取しながら干潮時間まで待ちます。

段々と潮が干いて来ました。11:30分

干潮を過ぎてしまいましたが…!?。12:00分

波が収まっているタイミングを見計らって対岸へ何とか渡ってみました。

パノラマ写真です。(クリックして拡大します。)
残念ながらこの日は、完全に繋がる事はありませんでした。
条件では、潮位が20センチ以上あればトンボロになるそうですが何かの原因で砂州が削られてしまったのでは?との事でした。
暫く観察していたのですが、かなり頻繁にサーフボードやカヌーなどを引きずりながら人が往来していましたので、それも一因かも知れません。
【注意】
対岸に渡っても江ノ島への登り口がありません。弁天橋の向かって右手脇にはあるのですがこの日は潮が満ちていて行くことが出来ませんでした。
岩場に、ロープがかけてあって体力に自身がある方なら登ることは可能ですが、女性や小さなお子様などには無理ですので、潮が満ちて来ないうちに早々に戻った方が懸命です。
正直体力の無い我々には、大変でした。f^_^; 人の手を借り何とか登ることが出来ました。
【参考】


こちらはネットからの転載ですが、このように条件の良い日には完全に繋がった状態となります。
ムービーもありました。
歩いて渡れる「江の島陸繋砂州」

後ほど訪れたシーキャンドルから 13:30分頃
毎年春から夏にかけた大潮の日に現れるそうですが前述の通り行けば必ず見られるというワケでも無い様です。
今回は、少々残念ではありましたがいつかまたリベンジしに行きたいと思っています。
同内容のワークショップが来る5月21日(土曜日)9:15~11:15より 開催されるそうです。
体験学習プログラム (新江ノ島水族館HPへリンクします。)
身近で見られる興味深い自然現象です。江ノ島散策のついでに是非体験されてみては如何でしょうか?
【2017/7/5追記】 リベンジして参りました。
再度江ノ島を訪れ完全なトンボロ状態を見て参りました。
・【自然現象】江ノ島~トンボロ体験 リベンジして参りました。
“トンボロ”とは? あまり聞き慣れない言葉ですが“tombolo”イタリア語だそうです。陸繋島(りくけいとう)の砂州(さす)の部分を言います。
伊豆堂ヶ島の三四郎島や香川県の小豆島などでも見ることが出来ます。海外ではモン・サン・ミッシェルが有名です。北海道の夜景の美しい函館の街並みも実は、トンボロで出来た地形なんだそうです。
先着20組との狭き門。 オマケに整理券を9時より配布。との厳しい条件ではありましたが頑張って現地には8時半頃には到着。

小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅
江ノ島には、江ノ電経由では幾度も訪れていますが小田急からは超久しぶりの来訪

新江ノ島水族館 なぎさの体験学習館
館内では、なぎさに生息している動植物や、なぎさをテーマとした関連展示。ワークショップ等も盛んに行われている体験型の学習施設です。
無事に、整理券を戴いたのち近くのファミレスで10時からの開始時間まで、海を眺めながらのしばしのモーニングコーヒー。

まず館内でトンボロ現象が起きるしくみを実験施設を用いて解説して頂けました。
まず、現象が起きるお膳立ての地形環境が必要となります。
陸地から島までの距離が重要とのことです。(陸地から200m位と解説して頂けました。)


①江ノ島から回りこんできた波が左右から砂を運んでくる。
②波が引く際に砂も戻されるが島があるため一箇所に留まる。
③砂州が出来てくる。
④大潮の際に、堆積し盛り上がった部分が陸繋島となる。
条件さえ良ければ、干潮から2時間位は見られるそうです。ただし、条件が整っていたとしても地形や潮流の強さ干潮の差異により陸繋島にまで、至らない事もあるそうで発生条件はかなりシビアみたいです。
レクチャーを受けたのち現地を訪れました。

江ノ島には、1年振りくらいの再訪です。

ビーチには弁天橋と大橋の間の階段を降りて行きます。

本日の干潮は11:55分 ここは、既に砂州の上です。

現地でもいろいろとレクチャーを受けました。

周辺の生き物や貝殻などを採取しながら干潮時間まで待ちます。

段々と潮が干いて来ました。11:30分

干潮を過ぎてしまいましたが…!?。12:00分

波が収まっているタイミングを見計らって対岸へ何とか渡ってみました。

パノラマ写真です。(クリックして拡大します。)
残念ながらこの日は、完全に繋がる事はありませんでした。
条件では、潮位が20センチ以上あればトンボロになるそうですが何かの原因で砂州が削られてしまったのでは?との事でした。
暫く観察していたのですが、かなり頻繁にサーフボードやカヌーなどを引きずりながら人が往来していましたので、それも一因かも知れません。
【注意】
対岸に渡っても江ノ島への登り口がありません。弁天橋の向かって右手脇にはあるのですがこの日は潮が満ちていて行くことが出来ませんでした。
岩場に、ロープがかけてあって体力に自身がある方なら登ることは可能ですが、女性や小さなお子様などには無理ですので、潮が満ちて来ないうちに早々に戻った方が懸命です。
正直体力の無い我々には、大変でした。f^_^; 人の手を借り何とか登ることが出来ました。
【参考】


こちらはネットからの転載ですが、このように条件の良い日には完全に繋がった状態となります。
ムービーもありました。
歩いて渡れる「江の島陸繋砂州」

後ほど訪れたシーキャンドルから 13:30分頃
毎年春から夏にかけた大潮の日に現れるそうですが前述の通り行けば必ず見られるというワケでも無い様です。
今回は、少々残念ではありましたがいつかまたリベンジしに行きたいと思っています。
同内容のワークショップが来る5月21日(土曜日)9:15~11:15より 開催されるそうです。
体験学習プログラム (新江ノ島水族館HPへリンクします。)
身近で見られる興味深い自然現象です。江ノ島散策のついでに是非体験されてみては如何でしょうか?
【2017/7/5追記】 リベンジして参りました。
再度江ノ島を訪れ完全なトンボロ状態を見て参りました。
・【自然現象】江ノ島~トンボロ体験 リベンジして参りました。
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