
今回は、JR小海線 野辺山駅近くに鎮座する“鉄道神社”(Googleマップでは、“鉄道最高地点神社”との記載があります)の紹介です。
まず気になったのは、ここの鳥居です。


ここの二の鳥居ですが、何で製作されているかお判りでしょうか。
ヒントは、鉄道の保線で使われる無くてはならないあるもの…。
そうです。これは、古い「枕木」で製作されています。
中央にぶら下がっているものは、枕木を固定する「犬釘」です。なぜ犬なのかと言うと、耳が垂れた犬の頭部に似ているからとの事です。

面白いのは、ここのご神体は“レール”(写真中央)で、シンボルは、“車輪”なんだだそうです。巨石の中央に切り取ったレールが埋め込まれ、その上に汽車の車輪が置かれています。「夫婦仲良く力を併せて」と言う意味合いがあるそうです。

また、ここはJRの最高地点(1375m)で、その標高にかけ「ひとみなこうふく(ごうかく)」と、皆さまの日々の生活においての高みを祈願して建立されたのだそうです。
鉄道最高地点神社案内板(写真をクリックして拡大します)

私設で建立された神社ではありますが奉納された絵馬をみますと、たくさんの人が祈願しに来ていました。

案内板(写真をクリックして拡大します)
【マップ】
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