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三囲神社での奇跡!?

2006-04-08 | 神社・仏閣
8日、お母さんとサクラさんそして自分3人で、少し遅い花見に隅田川まで出かけた時の事です。朝は、けっこういい天気で少し暑いくらいでした。
水上バスに乗ること1時間ほどで浅草吾妻橋ほとりへ着き、下船してから桜橋方面へ歩き始めました。言問橋を渡りきって三囲神社へ三柱鳥居を見に行こうと境内へ足を踏み入れた時の事です。
それまで気にならなかった風が急に強くなると雨が降り出してきて、雷も鳴り出しました。傘を持参していなかったので自分は、急いで近くのコンビニへ傘を購入しに…。急いで、境内に戻りサクラさん達の待つ場所へ。
境内に、数多くある石碑がにわかに降り出した雨に刻まれた文字が浮かび上がりなかなかいい感じに。境内奥に鎮座する三井邸から移された「三柱鳥居」も雨に濡れた石柱がしっとりとして質感が伝わり何度見ても、その容姿には魅了されてしまいます。境内を出て、自分達はすぐ先にある「長命寺の桜餅」を売店で食していたのでしが、なんと!先ほどまでの雨は止んで、青空ものぞいています。
実は、三囲神社には「雨乞いの句碑」があります。
此御神に雨乞する人にかわりて 遊ふ田地(夕立)や田を見めぐりの神ならば 晋箕角
元禄六年(1693年)は春から非常な干ばつで、付近の農民たちは三囲神社に集まり、鉦や太鼓を打ち鳴らして、ただただ雨乞いをするばかりでした。そこへたまたま参拝に来た、松尾芭蕉門下・第一の高弟ともいわれる俳人・宝井箕角が、雨乞いする農民にかわって句を献じたところ、翌日から雨が降り続き、農民の苦難が救われたといった伝承があるそうです。
偶然といえば偶然だったわけですが、サクラさんと自分は、今まで何回も同じような経験をしているだけに(大分の時は、一日雨模様の中、山頂についたとたんににわかに晴れ間が出たり)感慨深いものがありました。


三囲神社の三柱鳥居(三角石鳥居)三井邸より移設

三柱鳥居の詳細については、拙者投稿記事参照
三柱鳥居の謎(要PDF)
続・三柱鳥居の謎
「三柱鳥居」追跡調査
「三柱鳥居」追跡情報

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