夢追い人の「つぶやきブログ」

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人間ゲーテ

2012年11月24日 | 偉大なるメッセージより
ベートーベンの歌曲「人生の幸福は」高らかに友情についてうたっています。
「人生を喜ばしく生きるのは
 心で心をかち得る者だ!
 分かち合う楽しみは二倍になり
 分かち合う悩みは消え失せる
 花咲く道が続くだろう
 親切な導きの腕を
 黄金の友情に借りつつ行く者には
 こんな堅苦しい時世でも
 力を呼び覚まし、勇気を励まし
 ただ善き行為に向かわすは、友情』――― と。

音楽を通して人々のために行動し、そこに自身の幸福を求めた、大音楽家の心情が偲ばれます。
今回は、ゲーテとベートーベンなど音楽家との交友や、ゲーテと音楽をテーマに語り合いたいと思います。
日本において、ゲーテとともに、偉大な楽聖ベートーベンはよく知られています。その事実は、貴国と日本の友好交流を象徴するものと言えるかもしれません。
(池田SGI会長)
私も、たとえば「歓喜の歌」で知られるベートーベンの第九交響曲は、まさにドイツと日本の絆のひとつではないかと感じます。第一次世界大戦中、日本で捕虜になっていたドイツ人たちが、当時、徳島の坂東俘虜収容所で歌ったのが、この「歓喜の歌」であったと言うことも、非常に印象的です。
そのような芸術という形を通して、ドイツも日本の人々に対して、「調和」ということを伝えたのではないでしょうか。それがきっかけとなって、日本で素晴らしい合唱付きの「第九」を定期的に演奏する伝統へとつながったのではないかと思います。
日本の合唱団も交響楽団も大変に質が高い。しかも、西洋の歌を歌う点において非常にレベルが高いことも、本当に印象深いことです。
(マンフレット・オステン/ワイマール・ゲーテ協会顧問)
潮12月号「人間ゲーテを語る」より


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