夢追い人の「つぶやきブログ」

LOVE & PEACE

非暴力の闘争

克服すべきは「核兵器を容認する思想」

2010年02月14日 | 偉大なるメッセージより
「未来はどうなるか」といった傍観者的な立場ではなく、「今どう行動すべきか」との当事者意識を持って危機の克服を目指し、自らのなすべき役割を定め、時代変革に積極的にかかわっていく―――いわば、自発能動の貢献的な生き方を良い意味で競い合い、時代精神へと高めていくことが肝要でありましょう。
池田大作 第35回SGIの日記念提言


核時代に終止符を打つために戦うべき相手は、核兵器でも保有国でも核開発国でもありません。真に対決し克服すべきは、自己の欲望のためには相手の殲滅も辞さないという「核兵器を容認する思想」です。
池田大作(核兵器廃絶へ 民衆の大連帯を





いま僕たちに必要なのは、「誰か」が世の中をどうかしてくれるという期待ではなく、自分が世の中にどう関わって、どう変えていくかという当事者意識だと思う。
世の中は政治家や官僚といった特権階級の人たちが変えるものではない。もしそうだとしたら、僕たちはいったい何者だろう。利用されるだけのロボットだろうか。だがそうではないのは明らかだ。
ならば、自らの役割に目覚め、時代に積極的に関わっていくべきではないか。

核兵器は「悪」の権化。
しかし、何も「悪」は核兵器のみではない。僕たちの心の中にも「悪」は潜んでいる。その「悪」をそのままにしていては、権化は倒せない。まず自ら己に潜む「悪」に打ち勝たなくてはならない。
その「悪」の正体とは、「自分さえ良ければ」という自己中心の考え方である。その考え方の延長線上に「核兵器を容認する思想」があるのだ。
ここで大事なのが「他者」へ目をむけるということだ。人は一人では生きていけないという事実。ならばみんなのための良い社会にしたいと望むのは必然だろう。その思いを増やし集めて、「核兵器を容認する思想」に対決し克服しようと行動を起こすことこそ時代精神を高める一つの方法なのだと思う。


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