またあるとき、地方のある貴族の死亡通知状を受け取ったが、それには個人の爵位のほかに親類じゅうの封建的、貴族的肩書きが長い用紙にずらりと並んでいた。「死とは実に丈夫な肩をしている!」と彼は叫んだ。「素晴らしい肩書きの重荷をしょわされて、平気でいる。こんなふうに、お墓まで虚栄心のために利用するとは、人間ってなんと才知にたけているのだろうか」
レ・ミゼラブル(ユゴー)
●200年も前にこういう言葉を . . . 本文を読む
核の脅威のない世界を、具体的にどう構築していくか。それには五つのステップがあると思います。
第一に、核兵器の先制不使用の法整備を核保有国に義務付けること。
第二に、NPT(核拡散防止条約)やCTBT(包括的核実験禁止条約)、カットオフ条約(兵器用核分裂性物質の生産禁止条約9など、すでに具体化している核兵器に関する条約を、しっかりと履行・批准・締結をしていくこと。
加えて、新たな核兵器開発に関す . . . 本文を読む
世界の指導者が、核兵器を廃絶させるだけの良識がなければ、被爆者がどのようなことになるか、私の体を見て分かって欲しい」
原爆乙女・笹森恵子さん
「原爆の恐ろしさは、とても言葉では表しきれない。戦争の愚かさ、核兵器の残酷さについての生涯教育を必須とすること。これが重要です」
広島平和記念資料館元館長・高橋昭博さん . . . 本文を読む
「原子爆弾、その他の人間が作り出した兵器からの安全保障を望むのであれば、戦争を未然に防ぐ方法を見つけなければならない。それができないならば、国家というものはどんな公約をしていようが、実際に戦争になれば、使える兵器は何でも使うことは間違いない。さらに戦争の可能性がある限り、あらゆる国家の政府は軍備を続ける。この軍備の方針が戦争廃絶を不可能にするのである」
アインシュタイン
「われわれは戦士ではない . . . 本文を読む
生き抜く力こそ、生命の生きたしるしである。万歳という言葉は祝福の言葉であり、希望の言葉である。進歩してやまぬものを生命は持っている。進んでやまない力を持っている。其処に生命の神秘はある。生きる喜びは生命が燃えて進歩してゆくのだ。
武者小路実篤 . . . 本文を読む