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男子新体操のブログ

男子新体操の普及と発展を願う人のためのブログ

ダンシングヒーロー

2006年08月23日 | Weblog
ダンシングヒーローという映画がある。社交ダンス(現在ボールルームダンス)を舞台にした映画である。映画の出だしから、エピソードとして、今までの社交界ダンスに新しいステップやリフトで、観客を沸かせた。しかし、「あんなことをするなんて」という廻り(協会や審査員)からは認められない評価だった。主人公は新しいパートナーとともにあきらめず、新しいステップの開発を進める。終盤に最高の競技会で会場をあっといわせるステップを行い、会場を喝采で埋め尽くす。
今までの演技でいいのか。自分の演技を訴えかけるように踊る。
競技として、ルールがあり、採点されて得点を争うものである。
その主人公の演技構成に信念を見ることができる。

演技を評価し採点によって順位を決める競技のことを採点競技という。男子新体操もその採点競技である。
「井の中の蛙」という言葉がある。世間を知らずに、小さな井戸の中の世界だけしか見えないこと。
男子新体操は、まだ井の中の蛙であるが、どんどん違う世界を吸収し、世界に向けて発信してほしい。(方向性を間違えないでほしいが、それはルールや審判員の得点によって左右されることが多い。)

現役選手は、これから益々新しい男子新体操の方向性を生み出していくに違いない。それはルールや採点の評価があってのものだが、もっと個性を発揮してほしい。

一つの例として、荒川静香がオリンピックで優勝したように、ルールには難度としてとられないような『イナバウワー』という構成を演技に組み入れていた。また彼女はそれにこだわっていた。観客もその演技に見とれて拍手を送る。

この映画に限らず、ブレイクダンス、バレエ、エアロ、アクロ、ミュージカルなど演技作りのためのヒントが数多く存在すると思う。また、コーラスライン、ウエストサイド物語、フラッシュダンスなどのダンス映画にも個性的な演技作りのためのヒントが隠されている。
世の中にあるいいものはどんどん吸収して、更に進化した男子新体操にして世界に羽ばたこうではないか。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (せき)
2006-08-31 00:21:37
男子新体操の幹部(協会)に、反対や減点されながらも、自分の男子新体操、新しさの創造への追求を忘れないでほしい。

我々が学生時代からそうであった。

このビデオは私が学生時代からあったもので、共感を受けたものです。自分の新体操がしたかった。

今、まさに鹿児島実業や、青森大学などの団体が、オリジナリティーを出しているが、それはとても素晴しいことだと思う

自分の新体操。これをやるには大変勇気のいること。思い切って出し切ってほしい
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