■ 暴動の発端は? |
2日のセリエAのカターニャ-パレルモ戦で起きた暴動について、地元メディアの3日の報道などから、詳細が明らかになった。発端はパレルモ・サポーターのバスの競技場到着が後半開始ごろまで遅れたことだった。 引用元:nikkann sports.com - セリエA暴動はサポーターバスの遅れ発端 |
■ 関連記事カターニア対パレルモ戦は戦闘状態 警官1名が死亡
この暴動の発端が本当なのか分かりませんが、きっかけとしてはあり得るかもしれません。イタリア南部のクラブ同士の対決であれば、サポーター同士のライバル心以上のものがあるのかもしれません・・・
この事件を受け、イタリア・サッカー協会は3、4日に開催予定の国内公式戦をすべて中止すると発表した。同協会のパンカリ代表は「抜本的な対策なしには再出発できない。1節の中止では不十分だ」と述べ、無期限の停止も示唆した。 7日の国際親善試合、イタリア-ルーマニア戦も中止が決定。同協会は5日に政府関係者と話し合い、対策について協議する。同日にはイタリア・オリンピック委員会も臨時会議を開くことになった。 FW森本貴幸の所属するカターニアとパレルモは、ともにシチリア島のチームでサポーター間の敵対意識が強い。試合は後半途中に競技場の外から中へ発炎筒が投げ込まれ、中断を経てパレルモが2-1で勝った。森本はベンチ入りしたが出場しなかった。 引用元:共同通信社 - セリエAの暴動で警官死亡 週末の国内試合を中止 |
今回の事件を受けて、イタリアサッカー協会と政府は、対策を講じるようですね。しかし、イタリアは、昨シーズンの八百長問題などありましたけど、リーグ自体が腐敗していると言っても過言ではないです。過去に、暴動が発端で国際試合から締め出しを食らったリーグとクラブがありました。
■ ヘイゼルの悲劇 |
1985年5月29日UEFAチャンピオンズカップ決勝戦、リヴァプール vs ユヴェントスの試合で事件は起こった。互いのサポーターが小競り合いをきっかけに暴徒化し、リヴァプールのサポーターがユヴェントス側の観客席にになだれ込み、サポーター同士が衝突する事態に発展した。両チームのキャプテンが事態を鎮圧するべく必死に呼びかけたが、耳を貸すファンはいなかった。 そしてユヴェントスのサポーターがリヴァプール側の襲撃から逃れるために壁によじ登り、重量に耐え切れなくなった壁は崩壊した。これに伴い多くの人々が下敷きとなり、結果として死者39名、負傷者400名以上を出す大惨事になってしまった。死傷者の大多数がイタリア人だった。 多数の死傷者を出した原因として一番に挙げられるものは、競技場の老朽化である。 試合が中止になれば、暴徒化したサポーター達が再び街中で暴れ出しかねないと判断した主催者側が、試合開始を大幅に遅らせて試合を決行させた。試合は、PKをミシェル・プラティニが決めてユヴェントスが1-0で勝ったが、当然のことながらこのチャンピオンズカップ獲得をユヴェントスの選手たちが素直に喜べるはずがなかった。試合後、プラティニは「もう、サッカーをしたくない」と言った。 この事件後、イングランドのクラブは無期限(後に5年間、当事者のリヴァプールは7年間に変更される)国際大会への出場を禁じられた。このことが、後のイングランド代表の低迷の一因となった。また、主催者となったベルギー・サッカー協会に対しても、「カップ戦の決勝戦の開催地となる権利の剥奪」という処分が下された。 引用元:Wikipedia - ヘイゼルの悲劇 |
◆UEFA、FIFAの動きに注目
イタリアサッカー協会・政府だけではなく、UEFA、FIFAがどのような対策を講じるのかが一番気になる所です。
昨年の八百長問題もありましたし、こういった事件が続く国のサッカークラブ・代表チームは、過去の歴史を踏襲するのであれば、セリエA及びイタリアサッカーには、国際試合への無期限出場停止など、強い制裁を加えるべきだと思います。
セリエAと現在プレミアリーグの雰囲気を単純に比較すると陰と陽って感じです。
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いや本人が一番ショックでしょうね。
日韓W杯でアズーリが日本で合宿した際に
皆礼儀正しく自分達を尊重してくれる事に感動したと聞きました。
お世辞にしても嬉しいですね。
しかしあんな凄い選手達を見られる権利を自ら失うとは
伊サポはなんともバチアタリな奴らです。
勿論おしおきは必要ですが放映権等のしがらみを考えると
昔ほど簡単に休止も出来ないでしょう。
そこで!残り試合は観戦マナーの良い日本でやって
中継してはいかがでしょうか(イラッシャーイ!)
セリエ各チームが日本各地のJクラブにホームステイする形で…。
そしたらJのレベル急激にアップするのになぁ!
こんにちは。
その案、面白いです。特にホームスティって(笑)
放送権のしがらみ、欧州リーグ戦(CL、UEFA CUP)などは多くのマネーを発生させます。
選手達には悪くないと思いますが、やはり由々しき事件であるのは間違いないわけで、イタリアサッカー界が自分達で改善させるようにする為には、一度、外部(FIFA、UEFA)からの強制的な制裁が必要だと思うのです。
つまり、勝手にイタリア国内で試合をしてなさいって話です。セリエAの国外放映もなくすのは難しいかもしれませんけど、放映もなくしてしまって...一度、自分達でイタリアのサッカーをクリーンにしたら国際舞台に戻ってきなさいって感じにすれば、いいのかな?って、これも妄想ですけどね(笑)
リーグの停止は残念です。
サッキミランの4-4-2フラットのボールプレッシング戦術は、今では世界のスタンダードであることがドイツW杯で確認できました。
タレントの流入→個人能力依存で戦術レベルが落ちたように感じていましたが、最近は回帰しているように感じていました。
例えばローマの4-5-1やインテルの4-3-1-2がどんなものなのか興味あったのですが・・・
モラルに関しては世も末です。悪魔が住んでるとでもいいましょうか。
>悪魔が住んでいる・・・(苦笑)
私の友人がプレミアを観始めてから、セリエAは、雰囲気が暗いって言っていました。プレミアってディゲームが多いですしね。(ナイトゲームってないのかな?)
スタジアム全体からカオスが感じられますし・・・
先日、ローマ時代の中田のビデオを見たのですが、(スクデットを取った時)サポーターが乱入してて、ゴールの網は取るは、選手からユニフォームを剥ぎ取ると・・・よく考えたらあり得ないことかもしないなぁ~って思いましたね。
いつも読ませてもらってます。
開幕前のスキャンダルの
いわば執行猶予期間中なのに
これでは・・・
個人的には厳罰を望みたいです。
このまま今季中止して、
来季のCL、UEFA杯の参戦権停止。
でもきっと根が陽気なイタリア人ですから
抜本的な改革案もでず
再開になりそうで・・・
イタリアから離脱した
カンバーロやカペッロ、モンテッラなどは
よかったなぁって事になるんでしょうか?
はじめまして、こんばんは。
そうですね、世界中のサッカーファン・関係者の気持ちとしては、執行猶予期間だったかもしれませんね。
基本的に厳罰、締め出しは、あくまでもイタリア自身でもう一度頑張って欲しいからなんです。このまま永遠に国際舞台から締め出すのではなくてね・・・
ただ、ユーベの八百長事件の時も初めの判決がどんどん減刑されていった経緯を考えれば、自浄力がない国かもしれません。どこぞの国と同様に・・・意外と似ている(苦笑)
今後とも宜しくお願いします。
無観客試合という方法をとるような噂も聞きましたが
試合をして結果が出る以上は
結局また暴動がおきる可能性もあるんじゃないかなぁ
なんて思います・・・
カターニャの森本の完全移籍も白紙の可能性らしいですね。
根深い問題のようなので、セリエでプレーするなら
いろんな覚悟が必要かも・・・?
こんばんは、お久し振りです。
どんでもないことが起きましたね!
今後、イタリアサッカー協会及びUEFAなどの対応がみものです。
前の週に森本が素敵なゴールを決めたにもかかわらず、このような事件が起きたカターニャは不運かもしれません。
多分、保有権のある東京Vとしては、また、森本も別の移籍先を考えるかもしれませんね。
この辺もリーグ終了後のポイントかもしれません。