火傷のあと

右手のこう、に、火傷のあとが絶えない。

絶えようがない。

何かの因果かな。


前職の頃は、免疫力の低下で通常感染しづらいウイルスでいぼを、低温やけどでコロす

治療との根気の要る治療。

こんどは、本当の火傷で、跡がなくなる暇がない。



私は自分の手がコンプレックスだ。


思春期の頃からずっと。どう見ても、男性的な角ばった手。


短い小指は、子供の数。



不思議だ。こればかりは、大嫌いだった父も、

大好きで大嫌いだった母も

もっていないものだ、短い小指。



私は子供をひとりっこにしてしまった。




右手は大嫌いで


フツウの女性の手、お母さんのような白くて優しい柔らかな手がとても欲しくて


私はずっと、じっと手を見る癖が続いてる。

いらだったり、落ち着かなかったり、いつも。



けれど、そこに病気のような、火傷あとがつくのは


嫌でやめるのじゃないかと思うほど、女性にとってはちょっと気になることだろう。



けれど、だからこそ、カクゴを決めて働かなきゃなんないんだなと。



私はそういう部門に、当てはめられた。


いぼのような気持ちの悪いものが出来続けるより、ましだ。


火傷のあとくらい、私への根性焼きだ。



がんばらなきゃね。。。。

思ったこと

この旅で思ったこと

そして帰って、たまったメールを削除しながら思ったこと

一年前の記事。


私は明らかに、おばちゃん、だ。


綺麗じゃない、おばちゃん。


しみもしわもあって、

そうそして、コンプレックスの、父親によく似たごっつい手。


真性のおばちゃん。



だから、格好つけることなどない。


おばちゃんとして、ちょっと親しみやすくない、変わったおばちゃんとして

こつこつと、働くしかない。


好かれようとか、ちょっと勘違い。


いつから、たまに、方向性を間違うようになったんだろう。




ごっつい、おばちゃんとして、たまに、笑えたら万々歳だ。