原題: THE HUNTER
監督: ダニエル・ネットハイム
出演: ウィレム・デフォー 、フランシス・オコナー 、サム・ニール 、サリバン・ステイプルトン 、ダン・ワイリー
鑑賞劇場: 109シネマズMM横浜
公式サイトはこちら。
書くのがすごく遅くなっちゃいました。
これも行こう行こうと思いつつなかなか行けなくて、ようやく109の上映最終週に行ってきました。
デフォーさまなので行きたかったし (*^_^*)
それにしてもデフォーさまのお顔に刻まれたしわさえも何か愛おしく感じたわ。。。
あらすじは、
「険しい目つきの中年男マーティン・デヴィッドが、オーストラリアのタスマニア島に降り立った。
フリーランスの傭兵として世界中を渡り歩いてきた彼は、バイオ・テクノロジー企業のレッドリーフ社から請け負った新たな仕事を遂行するため、この島にやってきたのだ。
レッドリーフ社の依頼とは、雄大な自然の真っただ中に分け入ってタスマニアタイガーを捕獲し、その生体サンプルを採取すること。」(公式サイトより)
この危険にさらされる任務の中で、現地の女性やその親子と交流し、また謎の多いミッションを調査する、というものなのですが・・・。
デフォーさま演じるマーティンがタスマニアタイガーを調査するシーンはあまりセリフがなく、淡々とタスマニアタイガーの足跡を追いかけるというものです。 タスマニアの自然が美しい。
「レッドリーフ社」という架空の企業からの依頼の本質に気づき・・・ という展開なのですが、ここが非常に曖昧に描かれてしまっていて推測の域を出ない結論に終わってしまっているのが残念。 なかなか抉り出しては描けないのかもしれませんが。
現地の家族との交流も唐突な展開になっていて、重要な役どころなのにあまりにもあっけなく、それでいいの? と思ってしまう。
フランシス・オコナーとの絡みなんかはこのまま中心になっていくのか? とも思いきや・・・。 そこが何となく物足りなかったりします。
Bruce Springsteenの、"I'm On Fire"がとても効果的というか、ぴったりで。
あんなに官能的に流れたボスの曲は初めてですね。 これが流れてくるという場面が重要なんですね。 ここは非常によかった。
これから起こることを期待させながら、そして片田舎で夫を待つルーシーの想いもそっとあぶりだすような選曲は絶妙です。
なので、やっぱり全体としてもう少し詰めてほしかったかなーというものが残りました。
★★★ 3/5点
最近はこういう野性的な映画は珍しくなってきている気もするので
興味あったんだけど、観逃してしまいました・・・。
ウィレム・デフォー、サム・ニール渋い佇まいの俳優の共演ですね。
ほんと大雑把に言っちゃうと彼の渋さと、タス
マニアの自然、これに尽きるかなぁ。
実際あんまり見ない光景はなんか不思議な感じ
がしていいやね(笑)
自然は本当に綺麗でしたね。
DVDでぜひ!
これだけセリフなしのシーンがいっぱいあるので、デフォーファンには結構お宝作品かもしれません(笑)
重要人物が死んでしまうくだり、邦画やハリウッドの大作だったらその場面をしっかり映像で見せるんでしょうね。その辺を説明で済ましてしまうあたりが単館系だなあ、と思いました
デフォーさまは『プラトーン』劇場で観て以来好きですからねえ。 当時SWITCHとか買ったわ。 懐かしー。
>その辺を説明で済ましてしまうあたりが単館系
笑! なんだよねえ。
トーンとしては私これ好きなんですけど。。。