Nice One!! @goo

観たい映画だけしか観てません。今忙しいんでいろいろ放置

『ぼくのエリ 200歳の少女』 (2008) / スウェーデン

2010-07-18 | 洋画(は行)
原題: LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN
監督 : トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演 : カーレ・ヘーデプラント 、 リーナ・レアンデション 、 ペール・ラグナル
観賞劇場 : 銀座テアトルシネマ

公式サイトはこちら。




試写の後、京橋まで移動。
この日は、mig弟さんの作品を映画祭にて鑑賞するため、
3時間くらいあった待ち時間をどうやって過ごす? ってなりましたが、
近場でちょうどいい感じであったこちらの作品を、合間に鑑賞することに。
何と言っても本作は関東地区ではここでしか上映ありませんので。。。
基本ホラーは観ないのですが、本作話題にもなっていますし、ハリウッドリメイクも決定したそうなので、押さえておくことにしました。


観終わってみて。。。
大絶賛の感想が多い中、これをどういう風に考えたらいいんだろうと思いましたが、
オスカーの人生には2パターン -中年男と同じ末路をたどるのか、それとも一生彼の人生を生きられるのか- の結末があると想像して、
同じ歴史を繰り返すと思ってしまうとやっぱり自分としては陰鬱にしか思えなかったです。
それも愛? って。
でも、好きになってしまったらもうどうしようもなく、
自分を捧げてしまうものかもしれないです。
そうなる前にオスカーの気が変わることは・・・ 恐らくないんだろうな。


北欧独特の暗さ、夜が長いという現象をうまく生かしていました。
夜だから、暗闇だから描けるお話かもしれません。
全編に渡り、背景や光の具合、ストーリーまで暗く、しかしなららそれが北欧らしさを出しています。
ハリウッドリメイクの話もあるそうで、オスカー役が『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィーくんっていうことは知りましたが、ここまで暗くできるのか?
しかしながら自分としては苦手なホラー・スプラッタ系に通じるものがやっぱりあって、本作は存分に引きこまれたという感じにはなれなかったかな。



今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点






最新の画像もっと見る

post a comment