藝祭に行ってきました。

昨日午後から藝祭を足早に見学をしてきました。
正門の中には今年大賞を獲った神輿が大勢の人々を出迎えていました。

ご存じな方も多いとは思いますが、この神輿は、毎年約１カ月かけて制作する発砲スチロール性のものです。
写真の看板を見てお分かりになると思いますが、彫刻・管楽器・ピアノと書いてありますね。
普段あまり交流のない音楽学部と美術学部の各科が行う合同行事で、一緒に法被も制作します。
この行事がきっかけで新たな友人や恋人ができることもあったりなかったり…。

現在、世界を活躍の場としているヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが同学年にいました。
「とても気さくで元気な関西人」という印象をもっています。

今、神輿は非常に厳密なルールの中で学校周辺を練り歩くと思いますが、
私が彫刻科にいた頃は、もう少し荒々しい時代だったと思われます。
当時は、村上隆さん率いる日本画勢と度々ぶつかっていました。
いわゆる喧嘩神輿です。日本画科の神輿と彫刻科の神輿がぶつかり合い、
あちこちで殴り合いが勃発、血だらけになった人もチラホラと…記憶しています。

話題を神輿から展示してあった作品の話に切り替えましょう。
全ての展示を足早に見た感想は、抜きん出た作家はやはり存在します。
気になった作品とそのキャプションは了承を得て撮っていますので、資料にしたいと考えています。
これからもその力を十二分に発揮し、いい作品を作り続け、いつか一緒にお仕事が出来たらと思っています。