きょうは!

思いつくまま

授業の受け売りだけど・・。

2013-09-30 | 場所

 

          Quartier(カルティエ・地区) latin (ラタン・ラテン語〈がわかるくらい教養がある〉)  

      という名の通り、学校が多い。  

 

      それもとびきり優秀な! 

  

       

 

      「 リセ・アンリ4世 」  パンテオン向かいのこの高校も名門高校のひとつ。

 

       実は、フランスの大学というのは

       バカロレアを取得すれば、どこの大学も入学できる。

       ソルボンヌもそう。

       ただ卒業に関してはなかなか厳しいらしい。

       日本の大学と違うところ。

       

       で、エリートの目指すところは Grandes Ecoles (グランゼコール)。

       バック取得後、グランゼコール準備学級で2年勉強する。

       ただし、この準備学級に入るのも難関なら、進級するのも大変。

       晴れて、グランゼコールに進学するのはほんのわずか。

       グランゼコールに進めなかった場合、通常の大学に進学したりする。

       日本の進学競争など足元に及ばない感がある。

       日の目をみないほど勉強することから、「モグラ」と呼ばれたりするらしい。

  

            

 

       

 

 

          こちらの、リセ・ルイ・ル・ルグランは、その中でも屈指の名門校。

          ちなみにジャック・シラクもここ出身。  

 

          パリに行く直前のフランス語でRoland Barthes(ロラン・バルト)を勉強した。

          晩年、リセ・ルイルグランの向こう側の、

          コレージュ・ド・フランスの先生になって

          ソルボンヌとの渡り路で交通事故にあって死亡・・・、

          ひょっとしてあの辺? なんてやってて

          お姉さんに苦笑された。。

  

          その昔大橋巨泉の「クイズダービー」に出演していた篠沢秀夫教授。

          なかなかユニークなキャラだったが、

          彼の研究していた一つが、このロラン・バルト。

          こんな複雑な思想家の翻訳とかしてたなんて、

          すごく頭が良かった人だったんだわ。

 

 

 

          

 

       この辺りには、 名門理工グランゼコールのエコール・ポリテクニークなどの

       グランゼコールがたくさん。 

       ちなみに、エコール・ポリテクニックを出て別のグランゼコール・パリ国立高等鉱業学校に進んだのが、

       カルロス・ゴーン。

         

       みなさん、どんな雰囲気なのかなあなんて思ったのだけど、

       休みなのか、ほとんど学生らしい人たちに会わなかった、残念。

 

                         

            

       グランゼコールで勉強に勉強して卒業すると、エリートコース。

       フランス国内では、

       限られた人たちにエリートが集約されていて、

       彼らによって強固なコミュニーティーが形成されていることへの批判はあるようだけれど、

       実に献身的に仕事をするらしい。

       一種のノーブル・オブリージュか?

 

 

      パンテオン最寄りの Cluny-La Sorbonne クリュニュー・ラ・ソルボンヌ)駅

      天井に書いてあるのは、偉人たちの名前なのか、ラテン語の引用なのか?! 

 

          

         

 

 

 

 

 

 

 

 


カルティエ・ラタン

2013-09-29 | 場所

 

        パンテオン裏手の、パリの聖人サント・ジュヌヴィエーヴを祀る

        サン・テティエンヌ・デュモン教会 

     

 

         

 

 

           この近くに、

           ヘミングウェイやヴェルレーヌも住んだらしい。

 

 

 

       

 

 

        あの辻邦生も、住んだと思うと感慨深い。  

            以前住んでいたところの目の前にあったNTT中央病院。

            よく近道で中を通った。

            あるとき、タクシーを待つ一人の老人、

            ・・・えっ? 辻邦生?!

            それが彼本人だと信じられなかった・・。

            気品ある顔立ち、知性溢れる態度、それしかイメージがなかった。

            タクシーに進もうとしているのか、そうでないのか・・。

            つい物陰から考え込んでしまった。

             

 

 

 

        

              

 

            なぜあの時手を差し伸べなかったのだろう!

            きっと体が自由に動かなかったのだ。

            今思えば、彼は病に苦しんでいたのだ。

            彼の本を愛読していたゆえに、今でも苦い思いが蘇る。  

 

 

              

      

 

 

        パンテオン正面は、立派な大きな建物が多い。   

        はるかにエッフェル塔がみえるユルム通りも 広々。

 

 

    

      

 

        

 

          

              デカルト通りのアレシンスキーの壁画 から、                

             

 

  

              

 

 

          ムフタール通りに入ると、

 

 

 

      

 

 

 

          雰囲気ががらりと変わる。

 

         

 

            

              

 

 

         とても庶民的な感じで、

 

 

 

            

 

 

        食材のお店や 無国籍レストランも多い。

        

        もう少し足を延ばせば、サバンナの動物行進などがみられるグランド・ギャルリや

        植物園・動物園などもあり、それこそいろんな魅力。

        行きたかったな。   

      

 

 

           

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

       


朝晩めっきり涼しくなりました。

2013-09-28 | 横浜

 

        山下公園から元町方面に向かうと、

 

    

       

 

       釣り船がたくさん泊まっています。

 

 

 

 

    

 

 

      今朝驚いたのは、

      釣り船に向かう、若い女性たちが増えたこと!    

 

 

 

 

     

 

 

       今日は 大漁になったかな?!

 

 

 

       大さん橋に行ったら、

       ちょうど通りかかったお兄さんたちが、

       こちらが何も言わないのに、「撮りますか?!」と言ってポーズをとってくれました@

 

 

     

 

 

        結婚式の余興の練習ですって!

        きっと楽しい式になるね*

 

 

 

 

 

 

       


パンテオン

2013-09-27 | 場所

 

      

 

 

          行ってみたら、その巨大さにびっくりさせられた。

          細部も見事な作り。

 

 

 

       

 

 

          工事中だけど公開されてるよ~・

 

 

 

 

      

 

 

          中も広い広い。

          ここでしたというフーコーの振子の実験、

          今は振子は下げられていない。

 

 

 

      

 

 

         初めはサント・ジュヌヴィーエーヴ教会として建設されたが、

 

 

 

      

 

 

 

        のちに フランスの偉人たちを祀る霊廟となった。

 

 

 

      

 

 

 

          地下の墓所には

 

 

 

            

 

 

            マリー・キュリー、ピエール・キュリーや

 

           

 

           

 

 

 

              ヴォルテールなどが

 

 

  

           

 

 

               眠っている。

 

 

 

 

               この日は、パンテオン向かいの               

 

 

           

 

 

 

               サント=ジュヌヴィエーヴ図書館も一般公開されていて、              

 

 

 

          

 

 

               この図書館も見事だった。

 

 

 

          

 

 

 

                   細い鉄柱で支えられたドームの魅力的なこと!

 

 

 

         

 

 

 

 

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         東北楽天ゴールデンイーグルス優勝!

         最初見事に負け続けたが、

         仙台に帰るたびに、タクシーの運転手さんやら、

         以前は野球に興味がなかった友人たちの、

         球場に試合を観に行くのを楽しみしている話をきき、

         仙台の人たちは、すごくこのチームを応援しているんだな、と強く感じた。

         それに、田中将大選手が入ってからは、

         いたるところで、「マー君」「マー君」という言葉がきかれ、

         まるで自分の息子や友だちのように話す姿に、驚いた。

         地域と密接につながったチームだ*

         おめでとう!

 

 

 

  

         

          

 

 

             

          

             


ソルボンヌ大学

2013-09-26 | 場所

 

       クリュニュー中世史美術館を出て、パンテオンに向かおうとすると、

       道の向こうから、「おいでおいで!」と大声で手を振って呼ぶおじさん!

       招かれるままにはいったところが、   

 

             

 

 

             ソルボンヌ大学 (正確にはパリ第1、3、4大学っていうのかな)。

 

 

 

 

 

             

 

 

 

                   素晴らしい大階段講堂 

              

 

 

 

 

                   

 

                   

 

 

             「サン・ジャックの間」と呼ばれる閲覧室。

             こんな雰囲気のところで勉強できるって、なんて素敵* 

 

 

 

            

 

 

           Louis Liard の階段教室。 

 

 

 

           学長だったリシュリーが建てたチャペル。

 

                  

 

 

 

               中に、彼のお墓も。

 

                 

 

 

           リシュリーっていうと、「三銃士」がいの一番に浮かぶ!

           「鉄仮面」も含め、大好きだった!

           あの本の中では憎まれ役だったけれど、

           学術を保護しアカデミー・フランセーズを創立して、

           今でもフランス語の公的権威となっているし、

           冷徹に絶対王政を押し進め、フランスの繁栄の礎を気づいた人物。

 

 

 

                 

 

 

 

 

          教室の一部

 

                

 

 

                

 

           「2013年 9月15日 土曜日」

            今日って、特別な日だったのかな。

        

           

       

          と、後で知ったのだけど、

          9月14日15日は、   

          「LA JOURNEES EUROPEENNES DU PATRIMOINE」 

              (ヨーロッパ文化遺産の日) といって、

          普段非公開の重要建築物の一般公開が行われる日だったらしい。

 

         

 

          なになに・・?!

          エリゼ宮? 雨の昨日すぐ隣まで行ったではないの!!

          policeもいっぱいいたけどね。

          なんって惜しい!!

          ま、ずいぶん並ばなくっちゃいけなかっただろうから、

          根性のない私たちでは難しかったかな。

          ソルボンヌも普段は入るのにセキュリティーがずいぶん厳しいらしい。

          そこにほいほい入れただけでも ラッキーだったかな*