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思いつくまま

フランスで人気の音楽

2013-09-21 | その時折

 

          

 

          アルジェリアに育ったライという音楽。

          ノリがよいのだけれど、ちょっと調べるとなかなか奥が深い。

          本来はアラブの遊牧民族ベドウィンの音楽から派生したという。

          国内に広がりをみせたころ、同時にイスラム主義ら台頭、無差別テロが横行し、

          当時人気を博したライ音楽家も暗殺されたりして、

          多くの音楽家が旧宗主国のフランスに渡った。 

          そのひとり、Khaled(ハレド)の歌、「C'est la vie」 (これが人生!)っていう意味。

          1988年10月のアルジェリア暴動は、

          彼のヒット曲『El Harba ouine』がひとつの要因を作ったとも言われている。

          アルジェリア出身というと、すぐ浮かぶのがジダン、カミュなど。

          フランスの多面性、それゆえの複雑さもみえてくる。