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きょうは!

思いつくまま

横浜トリエンナーレ・強く記憶に残った作品

2011-08-24 | 横浜

 

                                

                  

 

                                     マッシモ・バルトリーニ/Massimo BARTOLINI「オルガン

                 

                     金属のパイプが

                     風のような、オルガンのような音を奏でています。 

                     下に設置されたオルゴールの道具がプログラミングしているようです。

                      

                        無造作に組み立てられた金属のイメージと

                        音楽の対照が新鮮な驚きを醸し出します。

                     

                      この部屋には一瞬綺麗な

                      あたかもステンドガラスのような大きな作品があります。

                      でもよくみると、それは無数の蝶の羽で作られているのです。

                      無数の屍・・、綺麗という言葉は後味の悪いものに。

                        勘ぐりすぎか? それとも作者はそれを意図したのでしょうか。 

 

 

                      こちらは、そんな勘ぐりも必要なしかと・・、   

             

 

                         マイク・ケリー/Mike KELLEY
                        「シティ」(「カンドール」シリーズより)

 

                        カンドールというのはスーパーマンの故郷なのだそうです。

 

 

          

 

 

                             暗闇に浮遊する都市は、「きれい」です。   

 

 

 

                 

 

                                  池田学 の狼の絵、あれ、キツネ?   

 

                          シートン動物記を思い出しました。

                            静かな凛とした表情。

 

 

 

                    

 

 

                                そして、杉本博司の作品

 

                           あいかわらず難解

                           でも彼の作品は強固な理論・思想に裏打ちされているから、

                           理解できなくとも、不安にではなく安心してみることができる。

 

                           後ろの写真は世界の海を撮り続けたのの一枚か。

                      

 

                           その写真を、この行灯の形の物体からみると、

                                  みえてくるものは・・、

  

                      

 

 

                             実は作品脇に、彼のコメントがありました。

                             でも人が並んでいるし、

                             難解な内容だったので(私には)、

                             後でゆっくり読み直そうと写真に撮ったはずでした。

                                 ・・それがありませんでした。

                      

                              これは永遠の謎になりました。

               

                              ともあれ、実に見事なフォルムです。

 

 

                                     杉本博司の直島の作品