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二代め柴犬さやか

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祝!上高地開通

2010-04-28 05:18:00 | ハイキング・トレッキング

(↑上高地五千尺ホテルのライブカメラより画像拝借)

いよいよ上高地のバスターミナルまでバスで行けるようになりました。

生憎の空模様で傘の花が咲き誇る中、槍・穂高・蝶への玄関口が門を開いた訳です(しみじみ~)

昨年は夏の槍・涸沢、秋の涸沢ヒュッテ連泊、初冬の徳沢園キャンプと3回訪問。でも南アルプスでは特に天候に恵まれなかった為、あちらにも惹かれてしまうんだね~、コレが。

スキーにもハマってしまっているので、年末年始の赤岳展望荘も微妙・・・。



風邪ひきました^_^;

2010-01-12 18:08:00 | ハイキング・トレッキング
カトウさんお見舞い電話ありがとうございました。


1月8日(金)朝から喉が痛く通常に仕事をするも、仲間のご厚意により早退。早めに市販の薬を飲んで寝れば治ると甘く考えてましたが、翌日は更に悪化。勤務先にお休みのお願い電話を入れて医者に行き薬を処方してもらい(いつもはこの時点から急速に回復するのだが・・)早めに就寝するも翌日は平衡状態、3日目は激しい咳の応酬で何度も口まで戻しかける・・・。

今日は2~3時間おきに発作的に激しい咳にみまわれ、いい加減後頭部まで痛くなってきた。 でも、回復には向かっていると思います。 まるで年末年始の寒波のようだ。

話変わって、

冬の赤岳単独行は特に天候が荒れた時に危険を伴う事を経験として認識しました。

想像できるシーンとして今回のように吹雪いている時に、文三郎とか地蔵尾根から10メートル程落ちたとします。怪我して動けないと10分少々で雪に埋もれてしまいます。吹雪いている為に付近を通る登山者も少ないとなると・・・・どうでしょうか。

これは自分にもあてはまる事なんですが、天候が急変した時の判断って遅れがちになります。これからも無事に登山から帰ってこれるように精進したいと思います。

年末年始赤岳展望荘②

2010-01-03 14:22:00 | ハイキング・トレッキング
12月30日

7時に朝食を済ませ風速20mの外の様子に腰が重くなり、談話室でしばらくウダウダした(笑)

快晴なのはお昼までというスタッフ言葉に強風にビビリながら赤岳山頂を目指す。

風が強いのは意外にも小屋周辺だけ。 私が知っているのは常念の越みたいに風の通り道になる稜線がある事だけど、まさに小屋が建っているここがそうだった。


上の写真の撮影時間は丁度朝7時。結局下山まで富士山を再びみる事はなかった。


雪が風で吹き飛ばされて道筋は良く見えてます。

一時間もかからず赤岳山頂に到着。これで冬季の赤岳山頂に立った訳です♪

眼下に展望荘~横岳~硫黄岳

実は赤岳より急峻な阿弥陀岳。 夏にKATO氏、タカシと登ってみたいもんだ。

小雪の舞う赤岳頂上小屋

お陰さまで無事下山できました。


その日は夕食済ませた後食堂の大きなテレビで本格的な荒天を改めて知る事になった。
そして横岳から地蔵尾根を下る際に滑落事故が起きました。 
足を骨折し救助隊や小屋のスタッフが暴風雪の中かけつけていく。飛び交う無線。この時点で明日の下山はやめにしようと思いました。

12月31日

朝食の再に「どーしても下山されたい方は天候不良の為なるべくかたまって下山して欲しい旨の挨拶がありました。

停滞の意思表明したあと談話室で、飛行機に乗っているような外の轟音と吹雪を眺めながら大晦日らしいノンビリとした時間を過ごす。


昼過ぎ、外はもうこんな具合。それでも登ってこられた方はいた。
この状況は結局元旦を通り越し2日の未明まで変わらなかった。

1月2日

どうやら今日は下山できる運びとなりました。

風こそ弱まりましたが視界が5mほどなのは相変わらず。

地蔵尾根が危険な為、遭難対策協会山岳警備隊の若手精鋭が途中まで先導し、集団下山する事に。

20人ぐらいいるので下からから登ってくる登山者には大変迷惑をかける事になった。

新雪な上凍ってないので危険がないように思われましたが、登山者のレベルにかなりの幅があり、かなり困難に感じた方もおられたのでしょう。
これを機に山岳会への加入検討・講習会の参加等につながると良いですね。


行者小屋に無事到着。ほっと一安心の面々。あんなに強かった風も無風。

地蔵尾根への道筋は、もはや下からは見えない。

さー帰路は南沢。それにしても良く降ったなーという景観。

美濃戸の赤岳小屋に財布を忘れる(又か!この馬鹿<自分)というハプニングやチェーンを付けて財布回収に行くも、急坂でチェーンがバラバラになるというトラブルがあったものの、美濃戸山荘で風呂に入ったり、貴重なヒト達との出会いがあったり。

お陰さまで充実した年末年始の山行きとなりました。

来年又展望荘で年明けしてみたいという方はじっくり山での経験を積んで、良ければ私と一緒に行きましょう。

年末年始赤岳展望荘①

2010-01-03 00:56:00 | ハイキング・トレッキング
2009年12月29日
 美濃戸口~北沢~赤岳鉱泉~中山乗越~行者小屋~地蔵尾根~赤岳展望荘(泊)

2009年12月30日
 赤岳展望荘~赤岳山頂~赤岳展望荘(泊)

2009年12月31日
 赤岳展望荘にて停滞

2010年1月1日
 赤岳展望荘にて停滞

2010年1月2日
 赤岳展望荘~地蔵尾根~行者小屋~南沢~美濃戸口

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12月29日

28日の夜家を出発し、いつものように八ヶ岳SAで就寝。
朝6時過ぎ美濃戸口駐車場に到着後外が明るくなってから出発。

北沢コースはトレースがバッチリできていて、天気さえ良ければ夏コースタイム通り赤岳鉱泉まで快調に進みました。





29日はこんなに素晴らしい天候だったんです。

天気予報で強烈な寒波の接近を既知してはいましたが、ふもとではその片鱗も見えていません。気象遭難が深刻になる状況というのは、得てしてこんな時なんでしょう。



行者小屋でアイゼン装着。12本爪の本格的アイゼンデビュー。


危険が予想されたのでここからはカメラをザックにしまい、地蔵尾根の写真はありません。

夏に崇と登った時は軽装で登った為あまりキツイ印象が無かったのに、今回は小屋泊まりとはいえなんやかやで17キロ程のザックが、こんな辛い登りを強いられるとは思いませんでした。

片足キック・片足逆ハの字でふくらはぎがパンパン。多分ビビリが入り踵が上がってしまっているのと、雪が締まっていないせいでキックの足が安定しないのも(っていうかこのへんは経験とテクニックなんでしょうね)ボディーブローのように体に堪えました。樹林帯を超えると風も強くなり、3歩進んでは呼吸を整えの繰り返しというリズムで、とにかく気持ちが切れないようふんばりました。

14時ちょいすぎに赤岳展望荘に到着。思わず歓喜の感情が湧きあがり久しぶりに目頭が熱くなりました。ホントにホントにきつかったんです。


疲れ切って部屋で横になったあと目が覚めて、凍りで覆われた窓の外は綺麗な夕暮れでした。

バイキングの夕食を済ませ今日の山行きを思い出しながら9時に消灯。


久しぶりにポラールRS800のデーターを付記します

釜トンネルを経由した上高地・徳沢園までの消費カロリーは2610Kcal

一時間程行動時間が長い今回の展望荘までは4343Kcal

残雪のそま添尾根途中敗退に匹敵するキツさでした。