文学的説明 VS 関西弁での説明 ＜ 本当に困った

①　文学的

去年の、そう、まだ暑さが残る頃だった。
街角にある店の前で急に『君』と出会った。
私はふと立ち止まりその姿に驚いたのだが、『君』はいつもと同じ顔をして私に視線を合わせてくれたね。
・・・まだ、ちょっと、今じゃないよな
私はそう思い、君の視線を避けるようにしてその場所を離れてしまった。
時は流れ１２月のある日、私は急に『君』の事を思いだし、夢中で駆け出しあの店に行ってみた。
店の店員に『君』の事を尋ねてみたが、店員は悲しげに首を横に振り『君』がいなくなってしまった事を私は知った。
それからというもの・・・
『君』を探して私は街を彷徨い、『君』がいるかも知れない店を見つけては尋ねて見たが、結果は全て同じだった。
・・・もう、会えないのか、『君』に




②　関西弁

去年の、まだあつーい時分の話しやけど。
街、ぶらついとったら、ある店の前で『あんた』と出会った。
目ぇ合った時に思わず驚いたけど、『あんた』はすました顔しながら、その場に立ってたっけ。
・・・まだ、今とはちゃうわなぁ
そう思って、『あんた』からの視線を避けてその場所から、逃げてしもうた。
で、１２月のある日、きゅーに『あんた』の事を思い出して、あの店に行ってみたんやけど・・・
店のモンに聞いたら、店員は「なにを今更・・・」ちゅー顔して『あんた』が店からいなくなってしまった事を知ったんや。
それからというと・・・
『あんた』をそこらじゅう探して、探してはみたんやけど、どっこにも『あんた』はおらへん。
どこ行ったんや、『あんた』は・・・






このように文章の書き方が異なります（笑）






え、その後『君（あんた）』とはどうなったのかって？





・・・まだ会えていません





どこへ行ってしまったのか。








今年のカレンダー
（今更、どこにも売っていないだろうな　笑）