四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

高遠

2008-04-18 | Weblog
高遠のコヒガンサクラ 日本の桜100選に選ばれている高遠。 ここの桜はコヒガンサクラ、開花から散りまでピンク、ピンク。 鮮やかで綺麗。 いい、実にいい、素敵な色である。 みせられて多くの人が見に集う気持ち分からないでもない。 この小さな山間の町が、この日だけは車、バス、人で埋まり、 サクラの下では宴会(宴)。 それほど観光で訪れる人が多い城跡のサクラ、 集うのはサクラが好きな城の主かも知れない。 . . . 本文を読む
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花詰草

2008-04-12 | Weblog
花詰草 ( PHLOX SUBLATA) 芝さくら(花忍科) いま、さくらが落下するなかで、鮮やかに咲いている。 ギリシャ語の炎が語源、北米産のこの花が地表を覆うように咲いて、 その鮮やかさに、目を奪われるのである。 素敵な一枚、花絨毯、その織り、染めは素晴らしい。 春は、どうしてときめきとわくわくの恋心を作りだすのだろう。 いま鮮やかな芝さくらを見ているとそう思うのである。 けっしてバラや百合 . . . 本文を読む
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上演

2008-04-11 | Weblog
花舞台の幕が下りる。 ころころ変わる天気のなかでソメイ吉野が散っている。 あれほど桜、桜、と騒いだのに、散り初めの花には誰も目が行かない。 まして公園の数本となるとこの舞台は悲惨、 群がった数羽のメジロも、小枝を折って遊んでいた子供もいまは去り、 散った花弁が、春の牡丹雪となって、薄く積もっている。 なんか切ない、あれほど桜と言っていたのに、この終演の舞台は寂しいと思う。 そんなソメイ吉野が散る、 . . . 本文を読む
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4月

2008-04-10 | Weblog
4月、旬な月。 天気は目まぐるしく変わり、別れと誕生を繰り返す卯月。 最近温暖化が言われているけど、 私の子供の頃は全てに近い作物が四季のなかで育っていた、 今ではそれに近い形で、作物がハウスのなかで生まれている。 悪い、そうは言わないけれど、こうなると大量に作らないと採算が取れないのが実情。 旬は失われ、いつでも手に入る時代。 悲しいな・・・そう思う俺も老いたか。 (卯月) 卯月 ころころ変わ . . . 本文を読む
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菜の花

2008-04-07 | Weblog
菜の花(油菜科) 春の花であり食の花。 私が子供の頃は至る所に植えられていた菜の花。 それが今では作られる所は少なく、私の住んでいる街でも余り見かけない。 私が旅した本州の最北に、菜の花の咲き乱れる素晴らしい所がある、 そこは再び訪れたい、私の旅の目的地。 桜もいいけれど、春の菜の花もいい。 出会う度、幸せな気分になり、心が豊かになる。 春、菜の花を見つける、私の旅が始まる。 (菜の花) 一面 . . . 本文を読む
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