四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

海外からの移住者

2008-05-28 | Weblog
海外からの移住者

いま世界はグローバル化が進み、生活は多様化して便利になり、
その結果。海外から食料を含めて、日本に居ながらにして世界のベストソースが味合え、楽しめる国になっている。その結果がいまの温暖化の原因を作っているのである。

戦前、戦後を通じて。日本は食糧、毛皮、ペット用としていろんな動植物を持ち込んでいる。
いま、それらが野生化してこの日本に居ついて、その結果、固有種が減ってきている。
またすでに全滅しているのではないかと考えられるものもいる。
海外の人が移民とし定住する前に、もう彼らは住んで住民登録しているのである。
問題なのは。海外種が住めるということは、ある意味で環境汚染が進んで、彼らが住みやすくなっていると言う事である。つまり降雪が減り温暖化が進み、水温が上昇して住みやすくなったと他ならない。
その代表的なのがブックバス、ヌートリア、ウオーターレタス等である。その結果、淀川では18年からイタセンパラの稚魚が確認されていない。
この問題について。人間が持ち込んだ外来種は、人間が責任を持って処分すべき、と言っているが、それは、移民者はこの日本から全て排除すべきである、と言う発想に似ている。
これらを許可したのは政府であり、その政府を認めているのは我々だからである。
つまり、最後まで責任を持って飼う、もし途中で放棄した場合、環境、生活に影響が出るので放棄をしてならない。まして子供にせがまれて飼う事は駄目である。
またこれらを飼うことで弊害が予想される動植物については輸入の届出、飼うときの届出、また最終の処理について届出を行なうことの義務化が必要である。
またこれらを怠った場合は、法律で厳罰に処するということを明確にしないと意味がない。
これらはペットについても言えることであり、余りにも安易に、飼えなくなれば捨てる、
この責任のなさ、モラールの低さに問題がある。
最終の処分はあくまで最後の手段であり、解決ではないと思う。

洪水対策と言って、ダム、護岸工事で固めることばかりしているけど、川にも自然な流れがあり、その自然が、固有種の保護をしてきた一面もあるのに、我々は固める事で自然を封じ込めてきたが、それも限界かも知れない。
その結果。環境破壊が進み、いま弱いものから消滅している事実を知ることも大切である。
確かに駆除は必要かも知れない、平和に暮らしていた地から勝手に連れ出し、必要なくなれば殺す、これが環境リスクに配慮したと言えるだろうか?
需要がなくなれば捨てる、放置するという日本人の安易さが問題である。
単に駆除でなく、利用、住み分け、保護、輸入の禁止、飼育のあり方等を含めて、
総合的に考えて対策を講じることが必要と思うひとりです。

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