芒

そろそろ花が咲く芒

僅かながら秋を感じる朝夕、日中のは夏模様、秋、微量たりとも感じない気配、お盆が過ぎて秋の気配を感じてもいい頃なのに日中は暑く夏模様が続く、陽の落ちが早くなって、私が帰る...

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そろそろ花が咲く芒、
そろそろ朝夕は涼しくなっても良い頃なのに、暑さは相も変わらず同じ表情、
よく毎日・・続くものだと思う葉月も終わりに近い中で、あれだけ幅を利かせていたクマとアブラに代わり、ツクツクボウシの鳴き声がハッキリわかるようになった中で、
穂を伸ばし始めたススキを見ながら、いつも訪れている乗鞍高原の芒はもう花が咲き始めたのではないかと想うこの頃、今朝も陽射しは強く夏模様。

秋・・・まだ何かが足りないそう思う葉月に終盤。
尾花

秋の七草のひとつ芒
この芒各地の日当たりのよい山野に生息し
ごく普通に見られる多年生草本
夏緑性で地上部は冬に枯れる

高さは２メートルほど
短足の地下茎から多数の花茎を立て
葉は細長く
堅く
縁は鋭い鉤状
夏から秋にかけて茎の先端に
３０ｃｍ弱の十数本に分かれた赤っぽい色の花穂をつけ
種子（頴果）には白い毛が生え
穂全体が白っぽくなって
種子は果てしない草原を飛びながら
心通じる人を探す尾花

心静まる中で花穂は動揺しながらゆれ
私を風の輪の中に誘う。