四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

みる訪れは遅く

2024-09-08 | Weblog
きょうの詩は、去りは定刻で、知る、みるの訪れの遅さに思う白露の訪れ
白露

日々のページはめくられても暑く
苛立ちを覚えた夏蝉はうせ、寒蝉が鳴く。

季は白露か、
見るもの何も変わらず。

陽が落ちても蒸し暑く、
火照る体を冷ます露の降りはなく。

わが身は燃え続け、
この満たされない火照りを冷ます。
白い裸体が愛おしい。 


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