陽射しの消えた空
昨年は二日ほど雨で、その後陽射しは回復することなく愚図ついたが、それに反して今年は北からの寒冷前線の南下も少なく夏日を思わせる日が数日続いた10月半ば過ぎ。
雨も一日中降り続くことなく推移し、穏やかな晴れの毎日が続いた晩秋、
朝夕の冷え込みもトラブルことなくどちらかと言うと平穏に推移し、町の樹木の紅葉もそれに合わせるように染まっている。
この穏やかな気配もやがて崩れるかな、そう思う前兆が空に現れている昨今、朝夕の冷え込みが厳しさを増している。
初冬
あの
煤色と灰色と混濁したなかに垣間見る
初冬の空
北からの寒冷前線が雨を齎し
雨が止んでも
直ぐに回復することなく愚図る空
風は強く冷たく
曝す肌からぬくもりを一気に奪い
嘲笑う風
いま風は木枯らしとなって吹き荒れ
私から秋の風景を奪う
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