ぼちぼち行こうかな

のゆきが日々のことをつぶやきます。
画像は私が撮ったものですから、お持ち帰りはご遠慮くださいね♪

ささら さや(加納朋子)

2005年04月25日 10時04分31秒 | 
文庫が出るとすぐにでも読みたいと思う加納さん。
この本はすぐに読み終わりました。暇なのもありますがー。

事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街に移り住む。
事故で亡くなった夫はゴーストとなって、佐佐良に移り住んだサラがピンチにあうと、自分が見える人に入り込んで助ける。

この話の中の登場人物は、どの人もいい人ばかり。
この本を読んでいる間は、ほわーんとした気持ちでいられて、ずっと読んでいたいと思う反面、読み終わらすのはもったいないとも思ったり。
二つの気持ちがいったりきたりしてました。

最後の「トワイライト・メッセンジャー」はぐっと目頭が熱くなりました。

あと入っているイラストがほんわかしてかわいらしいです。

桜さがし(柴田よしき)

2005年04月21日 21時13分05秒 | 
桜が咲くあたりから読み始めて、やっと読み終わりました。
ただ単に、読む暇があるようでなかったんです。( ̄▽ ̄;)

京都で移ろいゆく季節が目に浮かびます。
文章も京都弁なのでそう感じるのかもしれません。
主人公である中学時代からの仲間4人が色々な出来事にあう。
この話に出てくる作家になった恩師が、いい味をだしてます。
この季節にピッタリな1冊でした。

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こげぱん 三都(京都・大阪・神戸)ぶらり旅日記~京都編~ (たかはし みき)

2005年04月13日 15時02分45秒 | 
こげぱんの旅日記第3弾。
京都の風景や食べたもの、パン屋さんやお土産屋さんなどのイラストがとっても素敵。
行ったような気分になれるし、行ったことある人は余韻にひたれる1冊です。(似たような文章を繰り返している?)
おまけにこげぱんの4コママンガも少しあります。

旅日記の沖縄編で、すっかりハマってしまったんです。こちらもオススメ。
去年の11月に沖縄に行ったとき、本屋に入って自分のお土産にと沖縄らしい本を探していたら、こげぱんの旅日記・沖縄編を見つけて衝動買い。
こんなお店あるんだー!ここ行ったねー!と楽しんでました。
ちょっと大きいから旅行には持っていけないけど、普通のガイドブックよりも楽しめました。

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痕跡(パトリシア・コーンウェル)

2005年04月07日 17時02分53秒 | 
毎年発売されるのが楽しみな、ケイ・スカーペッタ検死官シリーズ。
やっとのことで、読みました。

今回は以前スカーペッタが働いていた検死局の後任の検死局長からある事件の捜査に協力して欲しいと依頼が来て、マリーノとリッチモンドに向かう。
なぜ今、検死局長から依頼が来るのか?また事件に巻き込まれるのか?

このシリーズの中ではあっさりした内容のような気がします。
まぁ、検死局で働いていたときとは状況が違うから仕方ないのかと思うけど。
まだこのシリーズは続くらしいので楽しみです。(でもいつまで続くんでしょう?)

おかあさんとあたし。2(k.m.p.)

2005年03月30日 20時31分16秒 | 
「おかあさんとあたし。」第2弾。
懐かしいことを思い出させてくれる1冊です。

k.m.p.とは金、もーけ、プロジェクト。の略。
ムラマツエリコさんとなかがわみどりさんが「すきなコト」で「おしいごと」をつくって生きていこーという、二人のユニット。

「おかあさんとあたし」(第1弾)との出合いは、母が他界していなくなってしまった悲しみばかり思っていた私には、こんなことあったなぁと楽しいことを思い出させてくれました。
この本のおかげで、子どもの頃の思い出にひたることができ、ちょっと元気になれました。
シンプルなイラストと文章だけど、胸にジーンときます。
「おかあさんとあたし。2」もオススメの1冊です。

k.m.p.の本で一番ハマッたのが「エジプトがすきだから。」の旅の本。
他にもベトナム、ポルトガルの旅の本があります。
お腹をかかえて笑えるエピソードがたくさんあって行った気分になれますよ。
あとイラストエッセイ、絵本もあります。そのうち好きな絵本で紹介します。

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模倣犯・下(宮部みゆき)

2005年03月22日 16時12分38秒 | 
下巻は読んでいて、ちょっとしんどかった。
主犯であるピースに振り回されていく世間。
そのうち、おかしいと気付いていく一部の人。
小さいウソから大きいウソになっていく怖さ。
どんどん人を追い込んでいく言葉とウソ。
読んでる途中で、ピースのやってること考えてることが(犯人だから当たり前だけど)うんざりしてしまった。
でも、後半になってやっと犯人を暴くところでおもしろくなって一気に読めました。
こういう内容のものは映画だとおもしろいとはおもうけど、文章だとかなり読んでいて苦しいように思います。
これ、文庫になったらどんなに分厚くなるんでしょーか?

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模倣犯・上(宮部 みゆき)

2005年03月16日 19時55分13秒 | 
読みたかった「模倣犯」。文庫になるまで待とうと思っていた本。
でも、以前「理由」を読んでちょっとガッカリしたことがあったので、図書館に行ったときにあったから借りてきました。
宮部みゆきは好きなんだけど、「理由」からちょっと心が離れてしまってます。(だけど時代小説はおもしろいから大好き。)
ものすごく評判良かったけど映画は見てません。

読んだのはまだ上巻だけなんですが、読んでる途中で恐ろしくなっても、ぐいぐいとストーリーに引き込まれてしまう。やっぱり宮部みゆきの文章のせい?
犯人だったり、被害者だったり、色々な登場人物から見た話で進んでいくので、あちこち話が飛んでしまうのも気になるけど・・・。
前半の上巻は犯人が悪びれることなく殺人を犯していくのが腹立たしくなって、被害者家族が追い込まれていく姿が痛々しかったです。
後半はどうなるのやら・・・。

上巻を読み終えるのに1週間かかりました。下巻はあと1週間で返す期限が迫っているからがんばらなくては!!

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邪馬台国はどこですか?(鯨 統一郎)

2005年03月07日 14時35分10秒 | 
この本。すっごい期待して図書館で借りたんだけど、読んでいて途中でうんざりしてきちゃいました。(ノ_<。)うっうっうっ
静香がどーしても気に入らなくて(笑)
ガーッと罵るようなことが多くて、確かに研究していることを否定されたんじゃ、反論するのはわかるけどその言動や態度が気に入らん!
読んでいる途中で寝てしまってどうにも進まない。しかも、読みたいという気持ちさえわかない。なので、思い切って半分読んだところで読むのをやめました。
歴史物っていうからもう少しおもしろいのかと思ったけど、私にしてみればただの討論・・・それに小難しいことが並んでいて、読んでいるにはちょっとキツく感じました。
おもしろいっていう人多いけど、頭が弱い私にはついていけませんでした。
あぁ~残念。挫折するってことあんまりないんだけど、こういうこともあるのね。( ̄▽ ̄;)

お詫びに・・・ベルローザの写真を。

妖怪新紀行(瀬川ことび)

2005年03月03日 17時23分39秒 | 
いやぁ!これはめちゃくちゃ面白かった!!
角川ホラー文庫だから、とーっても不気味なものかと思ってたけど、クスッと笑えるお話でした。
瀬川ことびの本は初めて読みました。

就職先が倒産してしまった大学4年生の鵜沢裕司が、バイト先で「アメリカスナカケババア」に遭遇してからというもの、色々な妖怪を見かけるようになる。
妖怪マニアの鳥飼に刺激を受け、あちこちと妖怪探検に出かけ遭遇する。

「天女沼」のお話は、ホッコリとした暖かさを感じる微笑ましいものでした。
これ、シリーズ化されるといいのになぁ、と思うほど楽しい本でした♪(シリーズ化されてるのかしら?!)

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なみだ研究所へようこそ!(鯨 統一郎)

2005年02月26日 19時51分49秒 | 
サイコセラピスト・波田煌子(なみだきらこ)が開いているメンタルクリニック<なみだ研究所>
資格も持たないのに、クライエントのカウセリングをして解決してしまう。
そこで働く臨床心理士の松本清は波田煌子に振り回され、反発しながらも、解決してしまう波田煌子を受け入れていく。
最後の最後には「∑( ̄[] ̄;)!ホエー」って感じになっております。

鯨統一郎の本、3冊連続読破!!なんだか鯨統一郎にハマっちゃって~。
次は違う人の文庫にします♪でも今月に出た文庫が気になるぅ!(▽≦;)

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九つの殺人メルヘン(鯨 統一郎)

2005年02月17日 20時49分05秒 | 
誰でも知っているグリム童話の新たな解釈が出てきて、へぇ~と思うことしばしば。
この本の登場人物・・・日本酒バーのマスター、常連の工藤と山内で厄年トリオ。そして金曜日に現れる女子大生の桜川東子がこの厄年トリオと事件を推理して、それが見事に事件を解決していく。
最後の最後にどんでん返しがあって、もうビックリ。
1章が終わるたびに、なんで?と思っていたことが繋がっていて、またもやビックリ。

この本もおもしろくて、さくさくっと読めました。鯨統一郎の文章にすっかり虜です。
今月末にも文庫が出るらしいので、要チェックしてます。

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とんち探偵・一休さん 金閣寺に密室(鯨 統一郎)

2005年02月07日 23時44分43秒 | 
この本は3年前ぐらいに買って読もうと思いながらも、恥ずかしながらそのまんまになっていた文庫。鯨統一郎の本は初めて読みました。

子どもの頃、テレビで見ていたアニメの一休さんが主人公。
読んでいて「ああこの場面見たよ!見たよ!」っていうのがところどころに散りばめられて、グングン読めました。
しかーし。昔の人の名前や物などの漢字の読みが難しくて、最初にふりがながふってあっても次に進むと「あれ?これなんだっけ??」ってところが多くて、ふりがながふってあるページを探しては進みまた読んで探しては進みってな具合で、読み始めはかなり手こずりました。あはは。
でも、いったんペースがつかめると、寝るのが惜しいぐらい!どうなるの?どうなるの?って気になって、もう本以外に手が付けられない状態!
鯨統一郎の文章のおもしろさにハマりました。また好きな作家が増えました。

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依頼人は死んだ(若竹七海)

2005年02月01日 21時24分08秒 | 
若竹七海も好きな作家の一人。
でも、この文庫は読み始めて途中で忙しくなって、そのまんまになってて、気付いたら押入れにいました (〃∇〃)
この文庫は何度か読むと理解できるって感じかなー

女探偵・葉村晶。依頼された仕事には、手を抜かず調査をしていく。
その様子がかっこ良かったり。それが切なかったり。
「鉄格子の女」というお話が気に入りました。
でも、なんとなーく後味悪い終わり方のような。
まっあとに続くのかな?

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氷の靴を履く女(新津きよみ)

2005年01月28日 17時33分19秒 | 
新津きよみの本は、これで2冊目。

これは「おとぎ話」シリーズの第1作で「シンデレラ」を素材にした、現代版って感じの内容です。
周りの人から見た自分・・・知らないでいればそれでいいのに。わざわざ本人に言う人って性格いいんだか、悪いんだか。
でもイジワルな発言をするオバサンって怖い。「シンデレラの意地悪お姉さん」と思って読んでいればなんてことないんだろうけど。
読んでいても、どんな仕打ちがあるんだろう?と気になって、早く読み終わりたかったから一気読みでした。

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螺旋階段のアリス(加納朋子)

2005年01月28日 17時21分19秒 | 
大好きな作家の一人。
加納朋子の文庫が出るたびにすぐに買って読みたい!と思うけど、これは押入れにしまってありました(*v.v)。ぽっ

調査を依頼してくる人たちを「不思議な国のアリス」のキャラクターに重ねて、探偵・仁木さんが探偵見習いの安梨沙(ありさ)と二人で解決していく話。
ちょっと頼りなさそうな仁木さんだけど、しっかり者の安梨沙のおかげで、解決していく様子がほほえましい。
こういう優しい文章・・・っていうか、お話を書く人本は安心して読めます。

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