メルヘン王国の物語

のほほ~んとした羊の生活を気まぐれにお伝えします。

ザルツブルク&ウィーンに行ってきました!! その7

2011-09-30 | 旅行(ウィーン)

ウィーン4日目・朝

この日は、帰国のための移動日

つまり、観光は出来ません

 

ウィーン最後のお食事は、ホテルの朝食バイキング

朝食を終えて、お部屋に戻り、荷物を廊下に出しておくと、ポーターさんが運んでくれました。

ロビーで、現地のガイドさんと待ち合わせ。

現地ガイドさんとタクシーに乗って、ウィーン空港へと向かいました

ウィーン空港へ到着すると、現地のガイドさんが航空券の手配や免税手続き等を行ってくれます。

ここで、現地ガイドさんとはお別れをして、後は、自力で帰国するまで。

ウィーンフランクフルト

LH1235

離陸してからしばらくすると、ウィーンの街やシェーンブルン宮殿が見えました

飛行機になかでは、飲み物とパンが出ました。

フランクフルトに到着する頃になると気流が悪いのか、

TDSの「タワー・オブ・テラー」に乗っているような感じになりました

フランクフルトに到着。

行きではフランクフルト空港で迷ったので、ここが最大の難所だと思っていましたが、

ゲートの案内もわかりやすく、スムーズに出国手続き完了

 

ここでの乗り継ぎ時間が1時間しかないので、不安でしたが、無事に搭乗ゲートへとたどり着きました

搭乗ゲートには、日本人が溢れていて、飛び交う日本語。

日本語の放送もかかり、気分は、帰国したかのようです。

 

LH0710

再び、大きなエアバス380に乗ってフランクフルト成田

飛行機の中では、夕食と軽食、朝食が出ました。

日本に到着するのは朝ということで、なるべく寝ようとしましたが、寝れず

睡魔に襲われた頃には、朝食となりました。

機内では、入国に際しての書類を書かされました

そして、あまり揺れることなく、成田に到着

成田に到着して思ったこと、暑い

入国手続きも無事終えて、荷物を受け取り、無事帰国しました


ザルツブルク&ウィーンに行ってきました!! その6-4

2011-09-29 | 旅行(ウィーン)

ウィーン3日目・夜

ウィーン最後の夜です

最後の夜は、フォルクスオーパーでオペレッタ『ウィーン気質』を鑑賞。

その前に、ある方に会いに市立公園へと向かいました

あれれ~、いない

そして、このようなメッセージを発見

ヨハン・シュトラウス像の近くの時計

さて、今回のチケット、日本でインターネット(日本語あり)で予約しました。

フォルクスオーパーは、普段着でも大丈夫ですが、今回は、ホテルでワンピースに着替えて行きました。

会場は、地元の年配の方が多く、観光客は少なめな印象でした。

今回の演目『ウィーン気質Wiener Blut 』の看板が出ております

フォルクスオーパーでは、オペラだけではなく、ミュージカルも上演されます

もぎりは、各フロアーの客席入り口でした。

もぎりのお姉さんが、パンフレットも売っていたので購入。

ストーリーの解説は、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、そして日本語で書かれていました。

 

3階の最前列を取りましたが、上演開始直前にスゴイことが

立ち見席のお客さんが、スゴイ勢いで、空いている席に座り始めたのです

『ウィーン気質』は、ニューイヤーコンサートでも演奏される有名な曲

この作品は、ヨハン・シュトラウス2世の既成の音楽を使用したオペレッタ。

ヨハン・シュトラウス2世は、このオペラを完成させる前に亡くなってしまいましたが

友人の指揮者アドルフ・ミュラーが完成させたそうです

作品の見せ場や、フィナーレなどに『ウィーン気質』が歌われます。

舞台の上には、英語の字幕も出ました。

 

歌はもちろんですが、バレエあり、芝居として面白い場面もありました

ヴォルフガング・ベックさんという俳優さんもオペラ初出演されていて、

この方とアコーディオンを弾くモーツァルトのシーンに、会場は大爆笑でした

(この場面では、英語の字幕が出ませんでした

 

市立公園には、いらっしゃらなかった全身金色のヨハン・シュトラウスが登場していたり、

星のドレスを着たシシィや、さらに、子役がフランツ・ヨーゼフを演じていたりと、なんだか笑えます

 

オペラ歌手にも芝居のシーンはありますが、

基本的には、キャストの皆さんには、芝居をする人、歌う人、踊る人と役割があるので、

ミュージカルにありがちな「あの人は、歌は良いけど、芝居はイマイチだね」みたいなことはなく、

一流のオペラとダンスと芝居を楽しめるなぁ~と思いました

終演後、外は暗くなっていました。

ウィーンの夜、最後の夕食は、カフェ・モーツァルトにてスープとサンドイッチを堪能。

コンソメスープで、オーストリアの伝統的なスープらしいです。

細切れの麺も入っていて、栄養がありそうなスープでした

この日は、ホテルに戻ってから、荷物をまとめたりと、大忙しでした。

その7へと続く…


ザルツブルク&ウィーンに行ってきました!! その6-3

2011-09-29 | 旅行(ウィーン)

ウィーン3日目・午後

観光もいよいよ最後です

再び、街の中心へと戻ってきました。

アン・デア・ウィーン劇場

モーツァルトの『魔笛』の台本作者シカネーダーが設計した劇場。

シカネーダーが演じたパパゲーノの像があります。

今は、クラシックコンサートやオペラが上演されていますが、

以前は、ミュージカルの劇場として使用されていました。

『エリザベート』、『モーツァルト!』の初演もこの劇場です

 

最後に訪れたのは、カプツィーナー教会。

ここには、ハプスブルク家の棺が安置されています。

(心臓はアウグスティーナ教会、内臓はシュテファン寺院に納められている)

昔の棺はシンプルなものが多く、マリア・テレジアの時代は豪華。

そして、現代の棺は、シンプルな棺となっていました。

 

マリア・テレジアの父カール6世の棺

マリア・テレジアの母エリーザベト・クリスティーネの棺

マリア・テレジアとフランツ1世の棺

馬車のような棺には、向かい合っているお2人の像が印象的でした

お2人は、王家には珍しく恋愛結婚

フランツ1世が亡くなると、マリア・テレジアは亡くなるまで喪服で過ごし、

この教会にも、しばしば訪れていたそうです。

 

こちらは、フランツ・ヨーゼフ(中央)、エリザベート(左側)、ルドルフ(右側)の棺です。

互いに心が通い合わなかった家族は、死して、一つとなりました。

最後に、今年の7月に亡くなった

最後の皇帝カール1世の息子(最後の皇太子です)オットー・フォン・ハプスブルクの棺です。

帝国はなくなりましが、ハプスブルク家は、ハプスブルク家だと思いました。

 

さて、お腹も空いてきたので、カフェへと向かいました

結局、この旅行では、ランチはケーキで済ませてしまいました。

パンがなければ、ケーキを食べればいいんです

カフェ・グリーンシュタイドル

ケーキです。名前は、忘れました…

マリア・テレジア リキュール入りのコーヒーです。

アルコール入りのお菓子のような感じでした

身体が温まるので、寒い日におススメのコーヒーです。

カフェを出て、路面電車に乗ってリンクを一周しました。

路面電車のドアも手動で、ボタンを押すと開閉します。

国会議事堂

ヴォティーフ教会

車窓からは市庁舎、ウィーン大学、ブルク劇場などを見ることが出来ます。

シュテファン寺院周辺だけが、ウィーンじゃない…と実感しました。

見どころが多すぎますね

その6-4へと続く…


ザルツブルク&ウィーンに行ってきました!! その6-2

2011-09-29 | 旅行(ウィーン)

ウィーン3日目・午後

プラター公園に行ってきました

ここが、ミュージカル『モーツァルト!』に登場した

「夜のウィーンで1番、面白い場所プラター公園です」

1873年に、日本政府が初参加したウィーン万博の会場となったところです。

平日ということで人は、まばら。

園内への入場は無料で、アトラクションに乗る際にマネーが発生します。

1番人気は、大観覧車  

映画『第三の男』に登場した大観覧車だそうです。

早速、乗ってみることにしました。

チケットは、「大観覧車+リリプトバーン」がセットになったものを購入。

乗車前に、観光地にありがちな写真撮影がありました。

記念なので購入してしまいました

1897年生まれの観覧車は、12人乗り。

貸切パーティーにも使用できるようで、パーティー使用の観覧車もありました。

乗車の際には、観覧車が止まり、乗り込みます

観覧車が意外と速いので、すぐ終わってしまうと思いましが、

乗車の度に停止するので、思った以上に観覧車を堪能することが出来ました。

プラター公園のアトラクションが見えます

絶叫系からは、悲鳴があがっていました。

平日のせいか、休止しているアトラクションが多かったです。

 

シュテファン寺院が見えました

眺めは、最高です

 

高いところまで登ってきました。

4人乗っていましたが、4人とも同じ方角にいたので、ワゴンが傾いていました

バランスが大切です

大観覧車から降りると、記念写真が出来上がっておりました。

 

次は、リリプトバーンに乗りました。

プラターをほぼ一周できる全長4キロのミニ鉄道です。

プラター公園は、本当に広くて、

プラターの森まで行きたい人が、利用しておりました。

森では、散歩したり、サイクリングを楽しむ人の姿を見かけました。

暑い日(30℃くらいあったらしい)でしたが、ウィーンは、木陰に入ると過ごしやすい。

日本のように湿度が高くないので、暑くても過ごしやすいなあ~と思いました。

森林浴を楽しんで、プラター公園を後にしました。


ザルツブルク&ウィーンに行ってきました!! その6-1

2011-09-28 | 旅行(ウィーン)

ウィーン3日目・朝

観光最終日

この日は朝から、世界遺産・シェーンブルン宮殿に行きました

前日にお世話になったガイドさんから、

「シェーンブルン宮殿は混むので、朝早く行くか、ツアー客が少ないお昼頃がおススメ

と言われ、開館した直後に見学しました。

目に飛び込んできたのは、黄金のようなテレジア・イエローの豪華な宮殿

ここは、狩が大好きだったハプスブルク家の狩猟場。

後に離宮が建設され、今のようなお姿になったのはマリア・テレジアの時代だそうです。

ハプスブルク家・夏の離宮として使われました。

現在、宮殿の一部は、アパートになっていて、普通に人が住んでいます

「私の家、ここなの」と言ってみたいものです

朝、早いこともあって、観光客のお姿は少なかったです。

前日に、シシィ・チケットを購入したので、グランド・ツアーを見学

音声ガイドあり。内部は、撮影

王宮より各お部屋の見ごたえあり

お写真がないので、各お部屋の感想のみです。

フランツ・ヨーゼフの書斎

王宮のお部屋に似ていました。

朝、5時から黙々と職務をこなしていたそうです

他のお部屋より質素で、愛する家族の肖像画等を飾っていたそうです。

フランツ・ヨーゼフ皇帝の寝室

このお部屋で、皇帝は亡くなりました。

階段の小部屋

エリザベートの書斎。

ここには、螺旋階段があって、シシィが宮殿から脱走する際に使用していたそうです。

化粧室

エリザベートの化粧室

鏡の間

6歳のモーツァルトがマリア・テレジアの前で演奏した場所。

ミュージカル『モーツァルト!』でナンネールとヴォルフガングが歌っていた

「真っ赤なコスチューム」「いただきもの、マリア・テレジア様」のシーンが思い出されます。

ここでは、モーツァルトが転んで、それを助けたマリー・アントワネットに

「僕と結婚しよう」と言ったという有名なお話が残っています。

大ギャラリー

工事中 一部、見ることが出来ます。

中国の小部屋

西洋の宮殿に突如と現れた東洋のお部屋。

当時としては、大変貴重な珍しいお部屋だったと思いました。

セレモニーの間

ここには、有名なマリア・テレジアの大きな絵画が飾ってありました。

それにしても貫禄あります   昔は、可愛かったのに…

ここから、グランド・ツアーのみの見学となりました。

漆の間

このお部屋は、マリア・テレジアが亡き夫の想い出の部屋として改装しました。

漆塗りが贅沢に使用されていて、西洋と東洋の文化が見事にマッチしていました。

磁器の間

マリア・テレジアの遊戯室・仕事部屋。

ロココ時代らしい、可愛らしいお部屋で、このお部屋に住みたいと思いました

ソフィー女大公の書斎

黒いドレスを身にまとって、歩いている姿が目に見えるようです。

豊かな部屋

ここには、超豪華なベッドが展示されていました

この部屋で、フランツ・ヨーゼフは、生まれました。

 

さて、宮殿見学も終了し、お土産コーナーで、

ガイドブック(日本語)、シシィの絵本(ドイツ語)、絵ハガキ等を購入。

入場口には、長い行列が出来ていました。

 

天気も良かったので、庭園をお散歩

ジョギングされている方を多く見かけました。

お庭が美しく手入れされています。

庭園は無料です。

ネプチューンの泉グロリエッテ

ネプチューンの泉

泉から宮殿を望む

グロリエッテ

グロリエッテからの眺め  ウィーン市内とシェーンブルン宮殿

この眺めの美しさに、言葉を失います

お昼頃。観光客が多くなってきました。

朝早く行って、大正解でした