旅する小さな白い羊チビメルです。
先日、国立新美術館に行ってきました
この頃は、桜は三分咲 もちろん、花見に訪れたのではありません。
今、国立新美術館では、“至上の印象派展 ジュールレ・コレクション”が開催されています
チビメルは、ルノワールが描いた少女の絵画が好きで、その中でも特に好きなのは“イレーヌ嬢”。
今回の美術展で、ようやく憧れの美少女にお会いすることが出来ると知り、いざ、展示会場へ。
もちろん、入り口では、音声ガイドをお借りいたしました。
ヘッドホンをつけて聞き慣れた声に耳を傾けながら、まず、目に飛び込んできたのは、多くの絵画に囲まれたビュールレの写真。
絵画の知識がまったくないのでお恥ずかしい話ですが、1人の人物が教科書とかにも出てくる絵画を多数購入し、邸宅に飾っていたなんて知らなかったので、かなり衝撃を受けました。
その財力は、ビュールレが武器商人であったため。多くの美術品は、戦争によって没収されたり、イレーヌ嬢の家族もアウシュビッツで亡くなっています。さらに、いくつのか作品は、盗難に巻き込まる被害に遭い ビュールレ美術館は閉館。今後は、チューリッヒ美術館へ移管されます。(つまり、その間に、世界中で、展覧会の旅していて、来日したのです。この展覧会には、どれほどのお金が使われているのか、絵画の保険料とかあるのかな~って考えるとブルブルです)美しい美術品が辿った運命を感じながら、1つ1つの絵画を鑑賞いたしました。
美術展は、時代や画家毎にブースがわかれているので、絵画の変遷や、画家の特徴がとてもわかりやすく、結構、絵画との距離が近いので、筆のタッチとか間近で感じることが出来ました。音声ガイドも、ただの絵画の説明ではなく、絵画に秘められた物語を聞いているようでした。
そして、お目当ての“イレーヌ嬢”。
さすがに人気作品だけあり、鑑賞している人が多く、絵画との距離も少し遠い。ただ、ポスターや美術の本で観たものとは違い、その可愛らしさを実感しました。透き通った肌の色、流れるような豊かで艶のある髪、深緑の庭園と対照的な水色のドレス。
チビメルは、絵画のことはあまりよくわからないのですが、印象派の絵画は、多彩な色彩で、輪郭がはっきりしていない(ボワーとした感じ)、風景画…といった印象がありますが、“イレーヌ嬢”は、このボワーとした感じが、それほどボワーとしていないんですよね。でも、この少しのボワーが、少女らしい肌の質感とか髪質を感じられて、より美しさと可愛らしさを実感できるのか~と感じました。ポスターの通り、最強センターです。
その他、有名な絵画ばかりなので、あっと言う間に出口へ…といった感じ。その中でも、やっぱり、ゴッホの絵画は衝撃的。荒々しい筆のタッチや、他の画家と違った空の描き方、さらに、まん丸の太陽が描かれていて…。ピカソの絵画より、インパクトがありすぎます。
そして、この展覧会では、モネの“睡蓮の池”のみ写真撮影でした。
絵画を堪能し、今回の美術展つながりで、こちらのカフェに行って見ました。
時間がなかったので、カフェ利用せず。
お店の方に許可を頂いて、店内のあるものを撮影させていだたきグッズのみ購入。
購入したポーチに描かれている文鳥さん。シナモンさんが可愛すぎます
以上、チビメルからの報告でした