rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ダミーって、なんじゃいな?

2016-11-07 22:21:10 | 
助六が連れてきたキジトラの子猫は、すっかり元気になって我が家を闊歩している。
特に最近食欲を爆発させて、人の姿を見れば追いかけてきては餌をねだる。
助六は、そのときばかりは「にゃあにゃあ」と鳴き媚を売る。
そして子猫、助六に習って鳴いてみる、「に゛ゃあ゛」。
おや?なんかかわいらしくない、だみ声だ。
ふむふむ、ならばこの猫の名前は「ダミー」にしよう。
なんともいい加減、いやことによると酷いかもしれない。
いや、先代のねこの名前は「ばか猫」だった。
あまり思い入れを強く名前をつけると、きっと早く別れてしまう気がして怖いのだ。
名前をつけてからのダミーの姿を写真に撮ったけれど、わけあって今はアップできない。
助六と一緒の、なんとなく菱田春草の「黒き猫」ばりの写真を、あとで上げるので、どうぞお楽しみあれ。

千年の時を越える躍動感、バイユーのタペストリー

2016-11-06 21:55:47 | アート




バイユーのタペストリー、大好きだ。
横に流れていくヘイスティングズの戦い物語が、麻の布に刺繍で施されている。
11世紀、フランスの北西ノルマンディー地方にあるバイユーの聖堂に保管されていたことから、バイユーのタペストリーといわれる。
当時の服装、戦いぶりなどが生き生きと表現されていて、あたかもそこに紛れ込んでしまったかのような不思議な魔力も秘めている。
ちょっと心と体が疲れている今の自分には、御伽草子のようでなんとも魅力的なのであった。