大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

真っ赤で初心なツアーガイド

2011年10月27日 08時40分06秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、サイバーバースよりオートボット“パワーグライド”。これまでのサイバーバース製品と異なり、このパワーグライドはサイ
バーバースオリジナルキャラクターで、映画本編には登場しません。本製品はコマンダークラスですが、これまで違うオリジナルキャラクターの
真価のほどは…?パワーグライドは初代TFにも登場した人気キャラクターで、それを元に設計されているのがよく分かります。全体的なプロポ
ーションですが、とても良く纏まっている上に初代パワーグライドのデザインをうまくムービーラインに落とし込んでいます。


ご尊顔拝見…強面の多いムービーTFですが、そんな中でもかなり大人しめな顔つき。

付属カード裏には、“パワーグライドは高い飛行スキルを有する。敵も味方も彼には一目を
置いている。耐久力、火力は劣るが、誰も捉える事が出来ない神業飛行で戦い抜いてきた。”
と記載されています。そう言えば初代パワーグライドも、火力の差を機動性で何とかしていま
したよね。パワーグライドは以前にもヴォイジャークラスで製品化されましたが、今回は設定
通り小型なので、こちらの方がしっくり来ます。



可動は…相変わらず首が固定ですがそれ以外は実に優秀。肩が二重関節、膝、手首傾けのみ可、股関節、膝、変形
の恩恵で足首が前後にのみ可動。その可動部分はサイバーバース版メガトロンさまより多く、特に足首可動は自立さ
せやすくてありがたいです。


オフィシャル設定では、翼を腕のこの位置にするのが正しいのですがちょっと物申す。


これだと肩に干渉し、脇を開く際もここまでしか動かないのです。これじゃ碌なポーズが取れません。上画像を見ても
わかりますが、オートボットエンブレムも逆さになってしまうのでかっこ悪いです。


そこで、翼を反対向きに合わせます。これならオートボットエンブレムも真正面に向きます。


肩干渉も無くなりますので、ストレス無く脇を開ける様になります。


全身像はこんな風になり、翼がシールドにも見えるし下腕部が太く見えるようになり、太い脛とも釣り合いが取れて
全体的なフォルムが纏まりました。良い事づくめなので、これがお勧めです。もしかして、最初からこうする事を前提
に設計されていたものが、取説が間違ってるのかもしれませんな。


武器は…なんだかよく分からんがミサイルの塊。サイバーバースで扱う初のオリジナルキャラとなったパワーグライド、
通常TFには映画に登場しないオリジナルTFにも付属カードに武器設定が記載されていたのですが、サイバーバース
オリジナルTFになるとその武器設定が一切記載されていないのです。だから、強いて言うなら“ミサイルハンドガン”
ってトコ?ゴチャゴチャしていて見栄えの悪い武器ですな。


上下に分割し両手に持たせれば、まぁさっきよりはマシになります。でも、やっぱり小型ミサイルの束を直接手に持つ
ってのは…どうもムリヤリ感が。


毎回恒例のミクロマン武器…今回はマグネミクロマン“テセウス”のデュアルガンを拝借。大きさもあってるし、さっき
のミサイルよりも似合ってるじゃないですか。


パワーグライドには下腕部にも3ミリジョイントがあるので、そこにもミクロマン武器を付けられます。


ビークルモードは飛行機…パワーグライドでは毎回恒例のタービン付きの型です。通称サンダーボルト型ですな。
ヴォイジャーよりも機首も細身で、初代のイメージに近いです。


ランディングギアもありますが、これを出すとバランスが崩れ機首が持ち上がってしまいます。上画像ではランディング
ギアを出さずに撮影しているのですが、これじゃ宝の持ち腐れ。


先程の下腕部ジョイントが翼下に来るので、そこにもミクロマン武器を装備可能です。


が、翼下にはロボットモードの手も来るので、そこに装備も可能です。


別の武器を装備させるとご覧の通り。
大きい武器だと重量バランスが取れ、ランディングギアを出しても機首が持ち上がったりしません。


変形シークエンス。翼下のミサイルを外します。


翼のジョイントを外し、中央から前方に90度まわします。次に機体中央後部のジョイントを外し、エンジン部を後ろに伸ばします。


機体中央を左右に分割、斜め前に移動させた後に付け根から90度回します。あと、翼の位置を横にまっすぐ伸ばします。本当は最初の
時点で前方に移動させる必要は無いんですが、撮影の都合です。次に水平尾翼を90度動かして、タービンを変形させて足首にします。


最初に移動させた機体中央部、これをもう一度90度前方に回します。


次に、左画像を見るとロボット腰が本体にアーム越しに連結されているのが分かります。これを、アームに沿って前方に
動かしジョイントで接続します。


これで下半身が完成したので、直立させましょう。もう一息です。


左右のパーツをアームに沿って動かし、ジョイントで本体に接続し、機首を真後ろに90度動かしロボット頭部を出します。


翼を変形させ、ロボット腕にします。変形内容は、手首を出して腕をまっすぐ伸ばし、翼を
回転させ定位置に移動させることですか。


最後に先程外したミサイルです。端っこに一本だけある大型ミサイル、これを動かし
下画像の形にします。


そしてもう片方のミサイル、二連ミサイルを90度傾けます。


それをジョイントで接続し、このなんだか分からないミサイルの束状の謎物体にします。


あとは手に持たせて変形完了。でもやっぱりこの武器はまとまりが悪いので、両手持ちにした方がいいです。


総評としては、前作映画のスカウトクラスより小さいのにその出来栄えはスカウトに肉薄する素晴らしいもの。首が固定、武器が謎物体と細かいですが大きな
欠点があるパワーグライド、その辺で足を引っ張られているきらいがありますが、この価格帯では傑作アイテムに仕上がっていると思います。初代TFにもいた
ことだし、お勧めですよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿