今回ご紹介するのは、今年の戦隊シリーズ“侍戦隊シンケンジャー”より“侍巨人シンケンオー”です。私にしては珍しく戦隊ロボですが、マジキング同様に変形ギミックが気に入り、今回購入に踏み切りました。それに、私は本作のチーフライターこと小林靖子ファン(タイムレンジャー大好き)でもあるので、本作は色々と期待しているのですよ。
話をシンケンオーに戻しまして…前年度作“炎神戦隊ゴーオンジャー”に登場する分離状態メカ“炎神”はTFと同じ機械生命体であり、私たちが今いる世界で活動する時間は限られており、非戦闘時は縮小化&体に当たる炎神キャストと心の収まった炎神ソウルに分かれ、巨大戦時になると炎神キャストに炎神ソウルを挿入し本来のサイズに戻る…という設定でした。本来これは玩具に備わったギミックであり、本編でもこれを活かし全く同じ事を行う事で、武器等のなりきり玩具的な側面もあるアイテムで、この為に好調なセールスだったと聞きます。その成功を踏まえ、今年もロボになりきり玩具的側面を持たせたアイテムが作られました。
今年は去年の炎神と違い、上記画像の文字がシンボライズされた家紋風のオブジェ“折神”を主人公たちは携帯しております。
これに変身アイテムでもある“ショドウフォン”を使って“大”の文字を書く事で、巨大化した敵モンスター“アヤカシ”に立ち向かう
のです。シンケンジャーはこうやって文字の力を使って戦うヒーローであり、他にもショドウフォンで空中に文字を書くと、その字
が本物になると言う能力を標準装備しています。例えば馬と書けば馬が現れ、水と書けば水飛沫が飛びます…なんかドラえも
んの秘密道具みたいですね。もしくは爆竜戦隊アバレンジャーに登場したキャラクター“アバレキラー”の武器ウイングペンタクト
(あれは絵に描いたものが実体化してましたが)。尚、この形態は玩具設定だとエンブレムモードと呼称されますが、本編では
使われていません。
まず主人公シンケンレッドこと志葉 丈瑠(しば たける…ですがもっぱら“殿”と呼ばれてます)の持つ“獅子
折神”。御覧の通り中央に“火”の文字が。劇中では将棋の駒を思わせる完全な五角形なのですが、製品
では残念ながら左右と下に合体用ジョイントが伸びていて美観を損ねています…っつーか全折神で最も合
体の皺寄せが来てます。主人公が一番割を食うってのも珍しいですね。劇中では例外無くこの状態で空を
飛ぶのですが、その様のシュールさと言ったら…しかも第一話ではこの状態で敵を倒していました‘`,、( ´∀`) ’`,、
その時、殿はエンブレムモードで両サイドの翼を伸ばしガッチャマンの科学忍法火の鳥みたいな技で敵を
倒していましたが、残念ながら製品版では再現不能です。そう言えば2ちゃんでシンケンジャーのアスキー
アートを見たのですが、殿の場合は( 火)となっていました…これだけAAにしやすいキャラは他にいないで
しょうね。
そして折神は変形し、玩具設定で言う所のアニマルモードとなります。獅子折神の場合は、まず下部を真ん中から二つに割り、
その時に後ろ脚を出しそのまま90度移動させます。そして両サイドのジョイント部を基部から180度回転させ、文字が真上に来
る様に倒し顔を出します。本当は下部のグレーの四角いジョイントを90度回転させ定位置に持ってくるのですが、別に今はやら
なくても支障は無いので忘れてもOKです。折神は全般的にヒンジを多用し各部を折り曲げる変形をするのですが、これはモチ
ーフである折り紙をイメージしたものでしょう。
そして完成したのが、この獅子折神。こちらも玩具設定にあるアニマルモードと言う名称、劇中では折神獣となっていますのでやっぱりそれで
通すつもりみたいです。巨大化しなくても変形は可能であり、仮面ライダー響鬼のディスクアニマルよろしく通常サイズでも折神獣に変形し戦闘
のアシストをしてくれます。変形そのものはシンプルでかつ可動もあまりしませんが、単純な変形で大胆に変化させる事に成功しています。
ただ、折り紙をイメージしたのか手足が薄くて貧弱だったり、胸部の形がかなり不自然で、なんだか1990年代中期のゲーム機セガサターンの
ポリゴンキャラみたいなデザインになってますが、まぁそれはお好みで。それでも簡単なパーツ移動で上半身と下半身を表現していると、中々
味わい深いです。でも可動は戦隊ロボだけに全く期待できず、顎が開く位ですね。それに、これまでライオンモチーフの戦隊メカは数多く出てい
ましたが、この獅子折神ほど他と被っていないものはそうそう無いでしょう…強いて言うならば星獣戦隊ギンガマンの銀星獣ギンガレオンでしょ
うか?あれはライオンと言うよりカメにしか見えませんでしたが…。カメと言えばこの獅子折神、ライオンと言うよりカメムシっぽく見えるのは私だ
けでしょうか?角ばった背中のせいだと思うんですが???
続いて、池波 流ノ介(いけなみ りゅうのすけ)こと( 水)シンケンブルーの駆る折神。
御覧の通り文字は水で形は六角形、しかしちゃんと直立出来る様に設計されています。
そしてこちらも変形、こちらもヒンジを多用しています。しかし変形方式は全く違い、折り畳まれた体を伸ばす様な変形をします。
全体を伸ばしたら上下ひっくり返し…?
そして完成したのが竜折神。獅子折神と違い、折り曲げていた部分を伸ばすという変形をするので、全折神中最も大胆に変化します。口の開閉はしますが、それ
だけでなくヒンジの向きが全て同一なので、御覧の形態から体を真っ直ぐ伸ばす事も有る程度は可能です。っつーか、全折神獣でもっとも可動個所が多いです。
ただ可動個所が多いだけで、そのヒンジがポージングに使えるかと言うと…。良く見ると、ちゃんと足も四本ありますね。尚、第一話にて通常サイズ時に変形した
折神はこの竜折神のみです。
白石 茉子(しらいし まこ)こと( 天)シンケンピンクの折神、こちらの文字は
“天”。五角形、六角形と続き今度は丸型。こちらも合体ジョイントが露出して
いますが、獅子折神ほど目立ちませんね。ピンクで丸と来たら超力戦隊オー
レンジャーのオーピンク、そう言えば当時は珠緒と名乗っていた女優が後に
さとう珠緒と改名したと思ったら一般にも有名になる位に売れたと、異例の
大出世をしたのには驚いたなぁ…でもその後に代表作と言ったら“オーレン
ジャー”の一択しか無くって、それで本当に売れたと言えるのかなぁ?と思
った若かりしあの頃。
変形ギミックは全折神中最もシンプルで、真ん中からヒンジの沿って真っ二つにし頭を出し、後方から前足を出してまたヒンジに
沿って両側を合わせ、文字が上向きになる様に倒します。
そして亀折神となります。円形というデザインからカメというモチーフは相性が良く、見た目もそんなに悪くありません。
ただ後ろ脚が無いのが…正面から見ると後部両側の出っ張りが後ろ脚に見えなくもないですが。
谷 千明(たに ちあき)こと( 木)シンケングリーンの折神、こちらは
四角形で文字は木。グリーンで木と言うと魔法戦隊マジレンジャー
のマジグリーンを思い出します…関係無いですね。四角形だけに、
全折神中最も高い安定性を誇ります。どーでもいいことに思えます
が、実はコレ思わぬ活用法が有ったのです…詳しくは後述。
そして変形、スリットに沿って折り曲げられたパーツをヒンジを介して展開し、それと同時に右半分を真上にスライドさせます。
そのまま90度倒し頭を引き出し、手足を出して後部を折り曲げ腰を作りハイ完成。
獅子、竜、亀に続き今度は熊折神。最初見た時は全折神中で最も単純な変形と思ったのですが、実際に触れてみると上記のスライド
や後部を折り曲げ腰を形作ると、細かい所で色々と面白い事をやっています。それにアニマルモードも、獅子折神も味が有りましたけど
こちらは折神っぽさと動物っぽさ、それぞれが実にうまく両立されていると思っています。
そして最後は、
( 土)シンケンイエロー花織 ことは(はなおり ことは)の折神。
今度は三角形です。こちらも亀折神同様にジョイントが出っ張って
ますが、反対側も角ばっているのであれほど気にはなりませんね。
そしてギゴガゴゴっと変形。真ん中から縦に割れ、右側が更に中央から二分割され、回転し両腕を形作ります。そして左側はそのまま
ヒンジに沿って展開し、右側とジョイントで接続されます。
そして完成、猿折神。実は全折神獣で最もお気に入りなのがコレ。シンプルな変形で大胆に変化、それでいてプロポーションも
良く尚且つ可動も良好なんです。そりゃTFほどポーズは取れませんけど、それでも両肩、脇、そして拳と折り紙にしては可動部
が豊富なので、弄っていて楽しいんですよ。
ではいよいよ合体…!でも次回に続く。
話をシンケンオーに戻しまして…前年度作“炎神戦隊ゴーオンジャー”に登場する分離状態メカ“炎神”はTFと同じ機械生命体であり、私たちが今いる世界で活動する時間は限られており、非戦闘時は縮小化&体に当たる炎神キャストと心の収まった炎神ソウルに分かれ、巨大戦時になると炎神キャストに炎神ソウルを挿入し本来のサイズに戻る…という設定でした。本来これは玩具に備わったギミックであり、本編でもこれを活かし全く同じ事を行う事で、武器等のなりきり玩具的な側面もあるアイテムで、この為に好調なセールスだったと聞きます。その成功を踏まえ、今年もロボになりきり玩具的側面を持たせたアイテムが作られました。
今年は去年の炎神と違い、上記画像の文字がシンボライズされた家紋風のオブジェ“折神”を主人公たちは携帯しております。
これに変身アイテムでもある“ショドウフォン”を使って“大”の文字を書く事で、巨大化した敵モンスター“アヤカシ”に立ち向かう
のです。シンケンジャーはこうやって文字の力を使って戦うヒーローであり、他にもショドウフォンで空中に文字を書くと、その字
が本物になると言う能力を標準装備しています。例えば馬と書けば馬が現れ、水と書けば水飛沫が飛びます…なんかドラえも
んの秘密道具みたいですね。もしくは爆竜戦隊アバレンジャーに登場したキャラクター“アバレキラー”の武器ウイングペンタクト
(あれは絵に描いたものが実体化してましたが)。尚、この形態は玩具設定だとエンブレムモードと呼称されますが、本編では
使われていません。
まず主人公シンケンレッドこと志葉 丈瑠(しば たける…ですがもっぱら“殿”と呼ばれてます)の持つ“獅子
折神”。御覧の通り中央に“火”の文字が。劇中では将棋の駒を思わせる完全な五角形なのですが、製品
では残念ながら左右と下に合体用ジョイントが伸びていて美観を損ねています…っつーか全折神で最も合
体の皺寄せが来てます。主人公が一番割を食うってのも珍しいですね。劇中では例外無くこの状態で空を
飛ぶのですが、その様のシュールさと言ったら…しかも第一話ではこの状態で敵を倒していました‘`,、( ´∀`) ’`,、
その時、殿はエンブレムモードで両サイドの翼を伸ばしガッチャマンの科学忍法火の鳥みたいな技で敵を
倒していましたが、残念ながら製品版では再現不能です。そう言えば2ちゃんでシンケンジャーのアスキー
アートを見たのですが、殿の場合は( 火)となっていました…これだけAAにしやすいキャラは他にいないで
しょうね。
そして折神は変形し、玩具設定で言う所のアニマルモードとなります。獅子折神の場合は、まず下部を真ん中から二つに割り、
その時に後ろ脚を出しそのまま90度移動させます。そして両サイドのジョイント部を基部から180度回転させ、文字が真上に来
る様に倒し顔を出します。本当は下部のグレーの四角いジョイントを90度回転させ定位置に持ってくるのですが、別に今はやら
なくても支障は無いので忘れてもOKです。折神は全般的にヒンジを多用し各部を折り曲げる変形をするのですが、これはモチ
ーフである折り紙をイメージしたものでしょう。
そして完成したのが、この獅子折神。こちらも玩具設定にあるアニマルモードと言う名称、劇中では折神獣となっていますのでやっぱりそれで
通すつもりみたいです。巨大化しなくても変形は可能であり、仮面ライダー響鬼のディスクアニマルよろしく通常サイズでも折神獣に変形し戦闘
のアシストをしてくれます。変形そのものはシンプルでかつ可動もあまりしませんが、単純な変形で大胆に変化させる事に成功しています。
ただ、折り紙をイメージしたのか手足が薄くて貧弱だったり、胸部の形がかなり不自然で、なんだか1990年代中期のゲーム機セガサターンの
ポリゴンキャラみたいなデザインになってますが、まぁそれはお好みで。それでも簡単なパーツ移動で上半身と下半身を表現していると、中々
味わい深いです。でも可動は戦隊ロボだけに全く期待できず、顎が開く位ですね。それに、これまでライオンモチーフの戦隊メカは数多く出てい
ましたが、この獅子折神ほど他と被っていないものはそうそう無いでしょう…強いて言うならば星獣戦隊ギンガマンの銀星獣ギンガレオンでしょ
うか?あれはライオンと言うよりカメにしか見えませんでしたが…。カメと言えばこの獅子折神、ライオンと言うよりカメムシっぽく見えるのは私だ
けでしょうか?角ばった背中のせいだと思うんですが???
続いて、池波 流ノ介(いけなみ りゅうのすけ)こと( 水)シンケンブルーの駆る折神。
御覧の通り文字は水で形は六角形、しかしちゃんと直立出来る様に設計されています。
そしてこちらも変形、こちらもヒンジを多用しています。しかし変形方式は全く違い、折り畳まれた体を伸ばす様な変形をします。
全体を伸ばしたら上下ひっくり返し…?
そして完成したのが竜折神。獅子折神と違い、折り曲げていた部分を伸ばすという変形をするので、全折神中最も大胆に変化します。口の開閉はしますが、それ
だけでなくヒンジの向きが全て同一なので、御覧の形態から体を真っ直ぐ伸ばす事も有る程度は可能です。っつーか、全折神獣でもっとも可動個所が多いです。
ただ可動個所が多いだけで、そのヒンジがポージングに使えるかと言うと…。良く見ると、ちゃんと足も四本ありますね。尚、第一話にて通常サイズ時に変形した
折神はこの竜折神のみです。
白石 茉子(しらいし まこ)こと( 天)シンケンピンクの折神、こちらの文字は
“天”。五角形、六角形と続き今度は丸型。こちらも合体ジョイントが露出して
いますが、獅子折神ほど目立ちませんね。ピンクで丸と来たら超力戦隊オー
レンジャーのオーピンク、そう言えば当時は珠緒と名乗っていた女優が後に
さとう珠緒と改名したと思ったら一般にも有名になる位に売れたと、異例の
大出世をしたのには驚いたなぁ…でもその後に代表作と言ったら“オーレン
ジャー”の一択しか無くって、それで本当に売れたと言えるのかなぁ?と思
った若かりしあの頃。
変形ギミックは全折神中最もシンプルで、真ん中からヒンジの沿って真っ二つにし頭を出し、後方から前足を出してまたヒンジに
沿って両側を合わせ、文字が上向きになる様に倒します。
そして亀折神となります。円形というデザインからカメというモチーフは相性が良く、見た目もそんなに悪くありません。
ただ後ろ脚が無いのが…正面から見ると後部両側の出っ張りが後ろ脚に見えなくもないですが。
谷 千明(たに ちあき)こと( 木)シンケングリーンの折神、こちらは
四角形で文字は木。グリーンで木と言うと魔法戦隊マジレンジャー
のマジグリーンを思い出します…関係無いですね。四角形だけに、
全折神中最も高い安定性を誇ります。どーでもいいことに思えます
が、実はコレ思わぬ活用法が有ったのです…詳しくは後述。
そして変形、スリットに沿って折り曲げられたパーツをヒンジを介して展開し、それと同時に右半分を真上にスライドさせます。
そのまま90度倒し頭を引き出し、手足を出して後部を折り曲げ腰を作りハイ完成。
獅子、竜、亀に続き今度は熊折神。最初見た時は全折神中で最も単純な変形と思ったのですが、実際に触れてみると上記のスライド
や後部を折り曲げ腰を形作ると、細かい所で色々と面白い事をやっています。それにアニマルモードも、獅子折神も味が有りましたけど
こちらは折神っぽさと動物っぽさ、それぞれが実にうまく両立されていると思っています。
そして最後は、
( 土)シンケンイエロー花織 ことは(はなおり ことは)の折神。
今度は三角形です。こちらも亀折神同様にジョイントが出っ張って
ますが、反対側も角ばっているのであれほど気にはなりませんね。
そしてギゴガゴゴっと変形。真ん中から縦に割れ、右側が更に中央から二分割され、回転し両腕を形作ります。そして左側はそのまま
ヒンジに沿って展開し、右側とジョイントで接続されます。
そして完成、猿折神。実は全折神獣で最もお気に入りなのがコレ。シンプルな変形で大胆に変化、それでいてプロポーションも
良く尚且つ可動も良好なんです。そりゃTFほどポーズは取れませんけど、それでも両肩、脇、そして拳と折り紙にしては可動部
が豊富なので、弄っていて楽しいんですよ。
ではいよいよ合体…!でも次回に続く。
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